親が認知症になりつつあると思ったら。
もちろんそれ以前から、親が毒親ではなくノーマルな関係が築ける親なら、普段からいい関係を保っておくことが必要です。
その上で、親が認知症になりつつあると思ったら、自分以外の家族や付き合いのある他人に対して、これまで以上に警戒が必要になります。「人を見たら泥棒と思え」のたとえが現実になります。
金融機関関係で言えば、保険会社・証券会社・銀行・ゆうちょなど。自分の仕事の成績を上げようと、
保険の外交員・・保険の乗り換えを強引に進める
証券会社の外交員・・株式売買を繰り返させる
銀行員・・年金の受け取り口座を自分の銀行に切り替えさせる、手数料の高い保険を契約させる、手数料の高い投資信託を買わせる
ゆうちょの外交員・・年金の受け取り口座をゆうちょに切り替えさせる、簡易保険などの乗り換えを契約させる
認知症の初期症状が現れて、家族があまり寄り付かないでいると、上記の様に自分の仕事の成績を上げようとする人間に食い物にされる可能性があります。
もちろん、自分の兄弟姉妹であっても同じである可能性があります。親が亡くなってから遺産相続で揉めるという話はよく聞きますが、親が認知症になってから兄弟姉妹に親の銀行預金をかすめ取られて、亡くなった時には金融財産がほとんど無くなっていた、ということも。
性善説ではなく性悪説に立って、人の悪意ある行動を警戒していないと、気づいた時には手遅れになりますので、気を付けましょう。
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