林小姐の命(2):来因宮與紫微斗数144訣より | 欽天四化紫微斗数 勉強中

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来因宮與紫微斗数144訣(呉中誠・邱秋美著)より

 

○来因宮の話(来因宮的故事)

 

例1.来因宮が命宮

 

来因宮命宮2

 

・事件分析

 来因宮が命宮で、化忌が子女宮に入っている。これは欽天派では体沖体の特殊格局といい、反発富格であり、事業で成功できる人である。但し一生の中で大起大落(大成功したり大失敗したりする)の現象があるでしょう。

 

来因宮命宮3B

 

 子女宮の辛干から遷移宮の文昌に化忌が飛び命宮を沖する。これは人沖人の現象の構成であり、軽ければ誤解・コミュニケーションがうまく取れない、一緒にいる事が少なくて離れていることが多い、重いと生き別れ・死別することを表している。生年化忌は有効なエネルギーであり、且つ重大なエネルギーである。

辛亥の大限(第4大限)に子供を生んでいる;流年は38歳、卯宮が流年命宮で、そこには貪狼自化忌

があり、子女宮武曲忌に戻る。その卯宮干の癸干から本命子女宮(大限命宮)の破軍に化禄が飛び、その本命子女宮(大限命宮)から大限子女宮の文昌に化忌が飛んでいる。エネルギー間で相互に引き動かしあって、子供が生まれた。そして子供が生まれた後、止まっていた武曲化忌が起動し再転して文昌化忌が本命命宮を沖する現象が引き起こされた。これは物象であり、欽天派の看方では生まれつき子供の関係での支出を表し、子供が原因で財を破る現象を表している。

 子女宮武曲忌・子女宮辛干からの文昌化忌の沖命宮が表すように命がけで?(覆命帰根)男の子を産んだが、そこから丙干官禄宮の左輔生年化科、加えて文曲(子女宮辛干文曲化科)(注:官禄宮丙干文昌化科からもか?)で表されている前世・今生を貫く人生の試練が始まったのだ!

 

注:生年Dが入っている子女宮辛干文昌Dを考える場合、AD同組の原則からすると、生年Aが入っている官禄宮丙干天同Aを平衡で考えるべきだと思います。すると天同は財帛宮で自化Dであり、財がA-D≦0、つまり子供が原因で財を大きく損なうと看ることができると思います。時期は大限命宮が財帛宮となる第5大限もしくは流年命宮が財帛宮となる戌年と看ることができると思います。

 

・事件分析

来因宮命宮4

 

 己酉大限(第6大限)は本命疾厄宮が大限命宮となり、大限命宮己干から大限子女宮(本命官禄宮)文曲に化忌が飛んでいて、大限田宅宮(本命夫妻宮)を沖している。本命子女宮には生年Dがあって本命田宅宮を沖しており、本命田宅宮と大限田宅宮がどちらも沖される「双破」となっている。子女宮は前世の「因」の負債であり、(この大限が)果報の時期になったといえる。子供を愛する心は痛切であるので、男の子が好い教育を受けられることを希望して、お金を惜しまず、男の子を中学で学ばせるためにアメリカに送り出した。

 

 2018年の流年(命宮)は戌宮であり、この宮位は本命財帛宮・大限父母宮であり、そこには天同自化忌があり、財帛宮は財を損なう事、父母宮は訴訟を表している。そして(本命・大限)子女宮化忌が田宅宮を沖しており、これらは子女の関係が原因で財を破ることを表している。

この財の破れは大きい。2018年3月11日その子が校庭内で突然大声を出し、同級生を驚かし、銃を持って殴り殺そうとし、合衆国裁判所に逮捕された。愛する子供を救おうと、命主は不動産を売って億を上回るお金に変え、有名な弁護士を雇い、裁判に勝った。罪を認めて話し合い、犯罪後の態度も良好で、終に9か月の牢獄の災いを経て、12月に釈放され、台湾に帰った。

 

その子が台湾に帰った後ネットで人気となり、事業が安定的に拡大した。

 

(以下略)

 

 

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