飛星紫微斗数這様學最快懂(周星飛師著・梁若瑜老師系)より
壹 斗数基礎
六、梁派飛星紫微斗数理論
(四)忌出
忌出の象義は、原則上「消失して無くなる」ことであり、形態上は三種類あり、
1.自化忌
2.対宮への忌出
3.忌が遷移・父母に入る
の三種類であり、異なる意味がある。
財帛宮の例を挙げると、
1.財帛宮自化・・お金に対して分別がなく、ほんの少しづつ流失してしまう。お金をどこで使ったのか総て不詳だ、という象である。
2.財帛宮から対宮(福徳宮)に忌出する・・これはお金を使う方式が、「命主自身がアクセントとして決定」し、命主自身が「福徳=嬉しい事物に」お金を使うことを表す。お金を使ってしまうことを表す。
3.財帛宮忌が遷移宮・父母宮に入る・・父母宮・遷移宮は「理智の宮位」
例えば、お金を使ってしまう、頭を使わない、敗金(金に敗けるとは?)の性格。一種の「ぼんやりした状態にある」。或は「せざるを得ない」状態にある、或はどんな金銭状況でも金を使いたがる。例えば世界中で価格を見ずに高い物を買う、浪費する。例えば投資に失敗する、お金を損してしまう、自分が無能なのを力にして助けられる、或はお金を入れているポケットがまるで虫に食われているのと同じようであることを表す。
この三種類を総て「忌出」というが、その象義・意味は一様ではなく、多くを体得して注ぎ足せる。
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