離婚の要件
夫妻宮の安定性は夾宮(子女宮と兄弟宮で、妻の実家と嫁ぎ先の家に等しい)を看る必要がある。更に対宮、三方四正はすべて外の圧力である。
夫妻宮本宮の煞忌は、二人の意見が衝突して言い争うことを表しているが、必ずしも離婚につながるものではない。但し、官禄宮の煞忌が(対宮の夫妻宮を)沖するのは、離婚の条件を備えている。忌欠は外部の介入であり、宮位の重畳を看れば原因を探り出すことができる。
本命夫官線に煞忌がなく、単に大限官禄宮に化忌欠があるだけならば、互いに寛大に受け入れるなら低調な時期を乗り切ることができる。最も怕れるのは命格に備わっていることである。
流年夫官線の煞忌は、必ずある宮位が引き受ける必要があるがどの宮位で判断するのかというと、大限を離婚の条件を備えているかの判断指標とする。大限が備えていないなら、流年の煞忌は僅かな口喧嘩を表すに過ぎない。口喧嘩もせず、意見の衝突もないなら、仕事上では必然的に口論や挫折がある。
夫妻宮に陀羅が有る者は、昔の恋人とよりを戻し、途中で終わらせてまた離れ、最終的には初恋の恋人を娶る。
夫妻宮反看法
本命及び大限には適用しない。
流年夫妻宮には使用できる。
流年夫妻宮の四化を用いて配偶者の流年運勢を看ることができる。
太歳夫妻宮に化科が有ると、容易に浮気現場を押さえられてしまい、悪意が露わにされてしまう。
(最初に述べたように、本命・大限には使えず、流年のみに使える看方である。)
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