前世星辰1:来因宮與紫微斗数144訣より | 欽天四化紫微斗数 勉強中

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来因宮與紫微斗数144訣(呉中誠・邱秋美著)より

 

前世星辰

 

十四主星の星性の解釈を説明した後、引き続き欽天門で前世を表す星辰とする左輔・右弼・文昌・文曲を説明する。

 

仏教の解釈上、「因・縁・果・報」の四字は「左・右・昌・曲」に対応するものということが出来る。欽天門第33代釈法韻及び釈法音祖師が遺した注釈書の記載では:人の生命は、富貴であろうが貧乏であろうが、皆五蘊が假合して身心にぎっしりと詰まっており、先天とは「左右昌曲」のことであり、受胎してからの十か月の過程を表現して伝えている。文曲は最初に己天干に見え、そして紫微が己天干に配される。紫微星は日子(日支?)に依って定められ、個人ごとの日子(日支?)が定まって、出生時間は文曲星に属し、故に左右昌曲の中では、文曲が最後に配される。それゆえ、左右昌曲は先天義とし、紫府等十四主星は後天義とする。一般的な紫微斗数の星辰の(解釈の)中では、左輔・右弼・文昌・文曲の四つの星は、通常はただ紫微星を補助するもの或は文科功名の星として用いられるが、このような論法は狭く取り過ぎである。実はこの四つの星は、受胎から出生までの人となっていく過程を表し、人の一生の命運の動き、吉凶禍福の、その因がこの四つの星であり、数と業を定めるのであり、「胎内に在る時の命が出生後の運を決定する」ということができる。

 

 

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