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四化宮位変通浅釈（二）
解・・財帛宮ー一個人の金儲け（賺銭）の能力を表し、又の名を賺銭宮といいます。
（一）（財帛宮干からの？）禄・権・科が本命三合に入るのは、自立して生計を立てる、貴中の財とい
います。
（二）（財帛宮干からの？）禄・権・科が本命三合に照（対宮に入る）となるのは、これも自立して生計
を立てます。この照三合（命宮・財帛宮・官禄宮の対宮に入る）の金儲けの能力は、入三合（命
宮・財帛宮・官禄宮に入る）よりも大きいです。
（三）化忌が本命三合に入るのは吉で、本命三合を沖する（化忌が対宮に入る）のはよくなく、凶で
あり、その場合は勤め人でサラリーマンがよいです。
官禄宮ー一個人の事業の状況を表し、これを事業宮といい、又の名を求学宮といいます。
（一）（官禄宮干からの？）禄・権・科が本命三合に入るのは、自立して生計を立て、事業は順調に
利益を上げられます。
（二）（官禄宮干からの？）禄・権・科が本命三合に照（対宮に入る）となるのは、これも自立して生計
を立て、事業は順調に利益を上げ、多方面に発展します。この照三合（命宮・財帛宮・官禄宮
の対宮に入る）の事業発展は、入三合（命宮・財帛宮・官禄宮に入る）よりも大きいです。
（三）化忌が本命三合に入るのは吉で、但しサラリーマンであっても昇進するとはいえません。化忌
星が本命三合を沖する（化忌が対宮に入る）のはよくなく、凶であり、且つ不安定で、変動が多
いです。
注：本命盤の解釈はこのようにします。大限も本命と同じくこの理を参考にするのは皆同じです。
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