滴天髄について 通天論 己土 庚金 辛金 | 欽天四化紫微斗数 勉強中

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まだまだ初心者レベルですが、本当の欽天四化紫微斗数はどういうものなのか、勉強中です。欽天四化紫微斗数の勉強に集中するため、四柱推命・断易・六壬神課・観相についての勉強は一時休止しています。

己土卑湿 中正畜蔵 不愁木盛 不畏水狂 火少火晦 金多金光 若要物旺 宜助宜幇

 

(意訳)

己土は卑湿である 中正にして(金気を?)蓄える蔵である 木が盛んなことを愁えず 水が狂奔するのを畏れず 火気が少なければ火気の力は目立たなくてよい 金気が多ければ金気が光ってよい 若し土気が旺ずる必要があるなら 助力を受ける(印星の助け?)も宜しいし同族(土気)を見るのも宜しい 

 

 

庚金帯煞 剛健為最 得水而清 得火而鋭 土潤則生 土乾則脆 能嬴甲兄 輸于乙妹

 

(意訳)

庚金は殺気を帯びる(斧や刀を見れば人は殺気を感じる) 剛健さは最たるものである 水を得れば清らかになる(水気は金気から生まれるが金気を清める相生の関係である) 火を得れば鋭くなる(火に剋されるが反って金気は鋭さを増す、剋されて弱くなるわけではない) 土が潤えば則ち金気が生じ 土が乾けば則ち脆くなる 能く甲兄(木の兄)に勝つ 乙妹(木の妹)に負ける

 

 

辛金軟弱 湿潤而清 畏土之疊 楽水之盈 能扶社稷 能救生霊 熱則喜母 寒則喜丁

 

(意訳)

辛金は軟弱である 湿潤であって清い 土が畳みかけるのを畏れる(土気が命式中にいくつもあるのを畏れる) 水気がたっぷりあるのを楽しむ(食傷の水気に洩気して才能を発揮する) 能く社稷を扶ける(能く一族や国家の繁栄を助けることができる) 能く生霊を救う(能く生物や人の命を救うことができる)  熱い時期の生まれは母である土気を喜び 寒い時期の生まれは丁火の暖を喜ぶ