丁火柔中 内性昭融 抱乙而孝 合壬而忠 旺而不烈 衰而不窮 如有嫡母 可秋可冬
（意訳）
丁火は柔の中位である 内なる性は大変明るく（庚辛金を）融かすほど高温である 乙を抱いては孝（乙から生まれるが乙に孝を尽くし（相生）） 壬に合しては忠（壬と干合して忠節を尽くす） 旺地（夏季）にあって烈しからず 衰地（秋季冬季）にあって窮迫せず まるで母親に守られているようだ 秋でも冬でもよい
戊土固重 既中且正 静翕動闢 萬物司命 水潤物生 火燥物病 若在艮坤 怕冲宜静
（意訳）
戊土は固く重い 既に中で且つ正である（最初から中正である） 静かだが翕であり（勢いがあり）動けば闢ける（広大な土地となる？） 万物の命を司る 水潤めば生物が生まれ 火で乾燥すれば生物は病となる 若し丑寅の方角と未申の方角にいれば 冲を怕れる 静かなことが宜しい