私が名古屋に住んでいる時に知り合った友人がいます。
娘たちも同じ年で、名古屋から離れて8年たった今も、お互いに連絡をとり合い、今年の夏には名古屋にて数年ぶりの再会を果たし、通った幼稚園に足を運んだり、ご飯を食べたりして楽しく過ごしました。
たった数ヶ月前の出来事です。
フリー公開しているここを、誰がどんな形でご覧になっているのか分からないので、詳しいことを書くことが出来ませんが、今、その友人と娘さんは引き離されてしまい、娘さんは児童保護施設で生活をさせられています。
それも、犯罪の疑いと、虐待の疑いをかけられて、通っている中学校へ児童相談員の方が足を運び、そこから直接、保護施設へと連れて行かれてしまいました。
そういった権限が、児童相談所にあるのは知っていましたが……。
疑いをかけられた犯罪は、放火。
そんなことは絶対にありえない。
火元の原因は、ライターだったそうです。
彼女は中学生にしては小柄で、非力で、ライターをつけることが出来ません。
あんなにお母さんが大好きで、お母さんも娘さんが大好きで、二人で色々なことを笑顔絶やさず乗り越えてきたのに、虐待を疑われるだなんて、それこそ、ありえない。
そんな中で、私の尊敬する方が、児童保護施設へクリスマスケーキやキチン、プレゼントなどをご友人の方々とお届けしているという話を聞きました。
もう10年近くに渡り、活動を続けられているそうで、本当素敵だな、と。
本当に素敵な活動なのに。
私の頭の中には、お母さんに会いたくて泣いている彼女の顔しか浮かばなくて。
毎年一緒にクリスマスケーキを作っていたのに、今年は離れ離れで、お正月も一緒に過ごすことが出来ないそうです。
児童相談所の方々が、たくさんの子供たちの助けになっていることが分かりながら、今はどうしても気持ちが他に行ってしまいます。
どうぞ、彼女のもとにも、優しい方々が訪れてくれています様に。
少しでも笑顔に近づけていますように。
早くお母さんに抱きしめてもらえますように。