<経緯>

 

4・5日前から、ぎっくり腰寸前の痛み(左>右)が生じる。

前かがみ、寝返り、寝起き、立ち続ける姿勢で痛み。

腰から臀部、左下肢に痛みとだるさがある。

 

日常、子育てなどで疲労が蓄積している。

 

元々、十代からぎっくり腰癖ある。

 

 

 

<検査>

 

臓腑として、胃・腎に反応。

 

前後屈、右側屈、右回旋の動きで腰に痛みが生じる。

 

 

 

<処置>

 

頭(臓腑の共鳴点)など

 

 

<効果>

 

伏臥位にて臓腑の調整をしたのち、立位で痛みの出る動きにて頭共鳴点から気を巡らすと、すべての動きで痛みが消え、左腰~下肢のだるさもなくなる。

 

 

3日後、再来院。

「前回治療後、すごくラクでした。左の足のだるさがなくなって軽いです」

「前につらかった前屈動作が楽になっている」

「起き上がり動作も大丈夫」

 

左側の腰の痛みが抜け、右に張りを少し感じる。(これまで辛かった左腰が楽になって、左が強すぎてまぎれていた右の張りを感じるようになった。)

 

後屈、右側屈で痛み。

 

前回同様の処置にて、

起き上がり動作、寝返り動作の痛みなし、後屈・左側屈の痛みなし。

動いても腰や足の痛みだるさはすべて消失する。

 

 

<解説>

 

日常の疲労の蓄積により、臓腑が弱り、気血の巡りが悪くなり、腰痛を発症した症例です。

 

今回、ぎっくり腰手前の状態で来院された際は、腰を動かすのが痛く、寝起きの動作もきついとのことでしたが、施術後は痛みなく軽快になられました。

 

痛みのほとんどは初回でなくなり、わずかに残る張り痛みも施術後にすべて消失。

 

早めに施術を受けられたため、いつもならぎっくり腰になっていた事態を防ぐことができました。

 

 

大阪府羽曳野市の鍼灸・整体院「逍遥堂」

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