たかがお薬手帳、されどお薬手帳 | 女性特有の病気の障害年金を専門とする女性社労士の団体 in 東京・神奈川・埼玉

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最近、密かに(?)お薬手帳が話題になっているのをご存知ですか?

「薬局の窓口でお薬手帳を断ると、支払いが20円安くなる」と
インターネットのつぶやきサイト「ツイッター」での投稿が拡散してるんですって。


「お薬手帳」は、病院などで薬が処方された時に
薬の名称・量などを記しておく手帳です。
今は、印字されたシールをくれる薬局が多いですね。

4月に診療報酬の改定があり、この手帳に関する
「薬剤服用歴管理指導料」が引き下げられました。
3割負担の方は、お薬手帳を断ると20円安くなるんですね。


複数の医療機関で薬を処方される時など、
飲み合わせや過去の処方歴が確認できるので、
必要な方もいらっしゃるでしょう。

ヤフーニュースによると、
東日本大震災の時にはカルテが流され、お薬手帳が
診療を助けたケースもあったそうです。

このお薬手帳、時に
障害年金の救世主にもなることがあるんです!

公的な障害年金を申請する時は、初診日がとても重要です。

受給できる障害年金の種類も、
障害等級を決める認定日も、
原則、初診日を基準に決められるからです。

この初診日、簡単に確定できる人もいるのですが、
実はなかなか確定できない人もいます。

とても前に初診日があったり、
医療機関がなくなっていたり、
カルテの保存期間が過ぎていたり・・・

そんな時、自分が持っていた「お薬手帳」で
初診日を確定できた人がいるんです。

たかがお薬手帳、されどお薬手帳、ですね。

何事においても少なからずメリット、デメリットはあるものです。
リスクも考慮して選択したいですね。


ヤフーニュース↓
お薬帳断ろう」ツイッターで拡散 薬局は有用性PR