「障害」を「症」に 精神疾患の新名称 | 女性特有の病気の障害年金を専門とする女性社労士の団体 in 東京・神奈川・埼玉

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昨日、障害年金関連業務についてお話をさせていただく機会があり、

ファミリーレストランで待ち合わせしておりました。


そして、ファミリーレストランに置いてある新聞に

精神疾患の新名称の記事があることを、

待ち合わせの相手より教えていただきました。



「日本精神神経学会 精神科病名検討連絡会が28日、
米国で昨年策定された精神疾患の新診断基準「DSM-5」で
示された病名の日本語訳を公表した。」という内容です。


日本精神神経学会のHPには、次のように記載されておりました。


病名・用語を決める際の連絡会の基本方針を以下に列挙する

①患者中心の医療が行われる中で、病名・用語は
 よりわかりやすいもの、患者の理解と納得が
 得られやすいものであること
②差別意識や不快感を生まない名称であること、
③国民の病気への認知度を高めやすいものであること、
④直訳が相応しくない場合には意訳を考え、
 アルファベット病名はなるべく使わないこと、

などである


主な例として、「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」も「注意欠如・多動症」になりました。


私が社会保険労務士として、障害年金申請代行のご依頼を受け始めたばかりにころに、「ADHD」の裁定請求をさせていただき、無事に2級の障害基礎年金の受給が決定しました。


ご依頼者さまより、今では、働きながら障害年金を受給されているとの嬉しいご連絡をいただいております。


ご自分ペースで、ゆっくり前進されているとのお話をお聞きし、旨が熱くなったことをよく覚えています。


そして、偶然にも本日、「ADHD」についての下記のアニメをみました。
改めて、よりそう気持ちを持ち続けたいと初心になりました。


『ADHD(注意欠如・多動性障害)→(注意欠如・多動症)』の子供とその親が抱える悲痛な悩みを描いたアニメが話題に!
http://buzznews.asia/?p=31014


それにしても、障害年金業務についていろいろお話をさせていただくつもりが、こちらが勉強になることの方が多かったかもしれません。笑


社労士目線とは別の目線で、社労士では知り得ない、障害年金の手続きの流れと仕組みの独特な部分を知っている方とお話できる機会は貴重だと思いました。


参考:(日本精神神経学会)より
https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/dsm-5/index.html#maintitle