十日町紬をまとって
着物で工場見学 その4
(第2日目後半)


前回のブログはこちら


最後の見学は
織りと染めの両方を製作する
総合きものメーカーです。
明石ちぢみや
吉澤与一のきものが有名です。

この案内をたどって行けば
迷いません。



まずは、染めの工程

【型友禅】


一枚の反物を
表面に粘着力のある樹脂を塗った板(左)の
裏表に張り
色ごとに型で染めていきます。


板(長さ約6m、重さ約30kg)を
2枚乗せる台は
ひっくり返しやすいように
真ん中が凹んでいます。


これが型



この後、地染めの行程へ移るまえに染めたくないところを糊で伏せていきます。

この糊はフノリが使われます。
十日町名物のへぎそばにも
同じフノリが入っています。



これが、海草のフノリ。



【引染め】

温度、湿度を
一定に保った部屋なので、
ガラス越しの見学です。


一反を吊るして
足元にある図面通りに
染めていきます。
乾燥すると色むらになるので
作業に入るとなかなか
休憩も取れないそうです。





【友禅流し】

自社の地下水で友禅流し
染め物の糊落としには豊富な水の勢いがが必要です。




最後は、織りの見学です。

【明石ちぢみ】
経済産業大臣指定 伝統的工芸品の

民謡「十日町小唄」の歌詞にも
越後名物として でてきます。

髪の毛よりも細い糸!
糸を湿らせながら
強いヨリをかけた糸で織る明石ちぢみ

織った後に水に通すとシボがでて、
独特の肌触りになります。


明石ちぢみの筬波織(おさなみおり)
経糸が左右に波のようによろけて
上品な透け感のある夏きものです。


明石ちぢみの織機
この道50年の伝統工芸士 児玉さん


この音!懐かしい♪
旧越路町の実家や近所で
十日町織物の下請けをしていたので
よく聴こえていました~





製品も購入できます。





見学の締めくくりは
またまた、いこて へ




十日町の友人から、
思い出にと
友禅体験キットを
お土産にもらいました。
ありがとうございます♪




着る人、買う人がいなければ、
作る技術が失われてしまいます。
着物を着る人を増やして、
着物文化を広め伝えていく
使命にもえた見学会でした。


また、来年も
工場見学に行かなくちゃ♪



普段でも見学できるところもあります。

ぜひ十日町で
着物の製作工程やアフターケアを
ご覧ください。







着物やしぐさに関するお悩みは
丁寧に解説いたします。





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しぐさと前結びサロン「雪割草」代表 髙島 直美です。 



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