やっと春めいて来ました、北海道
桜はまだ遠いですが、薄着になってきて嬉しいやら悲しいやら…そんな感じなシグレことさーしゃんですこんにちわ
前回、健康についてのお話しましたが、健康の指標というものは色々あるものです。
健康の為に現在の状況を変えようとするならば、まず最初に必要な事は現状を把握する事
現状を把握出来たら、それに対して対策が出来ますよね
物で例えるなら、壊れた物の壊れた原因を調べてから壊れた箇所によって治し方が違いますよね
車のエンジンが故障してるのにタイヤを交換したって動いてはくれませんよね
という事で…
まずは簡単に調べる事が出来るものを紹介しまっす
BMI(ボディマス指数) BMIとは、体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数です。
因みに計算式は世界共通ですが、基準の数値は国によって異なるようです
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
ポイントは身長がcmではなく、mであるという事計算に気を付けて下さいね
計算に気を付けて下さいね低体重（痩せ型）…18.5未満
普通体重……………18.5以上、25未満
肥満(1度)……………25以上、30未満
肥満(2度)……………30以上、35未満
肥満(3度)……………35以上、40未満
肥満(4度)……………40以上
WHOでは25以上を「標準以上」、30以上を「肥満 」としていて、日本肥満学会では、BMI22の場合を標準体重として、25以上の場合を肥満、18.5未満で低体重としています。
しかし、体脂肪率は考慮されていないので、例えばボディービルダーのような、高体重で体脂肪率は低い場合も肥満となり、隠れ肥満のような、低体重で体脂肪率が高い場合も痩せとなってしまいます。
ですから、激しい運動を伴う職業の人にはBMIが当てはまらず、そういった人達は体組成計等で体脂肪率を測定した方がいいでしょう
自分の標準体重を知りたい場合は…
身長(m)×身長(m)×22=標準体重
で求める事が出来ます
皆さん計算してみましたか？
数値はどうでしたか？
あくまで目安ですが、標準体重の数値22は最も病気になりにくいと言われています。
また、30以上の方だけでなく18.5未満の方も普通体重の方に比べて病気になりやすいとされています。つまり、太っていなければいいのではなく、痩せて過ぎていてもいけないという事なんですね
因みに長生きだけで言うなら、肥満度1のBMI25～30の方が長生きすると言われています。
体重を維持する場合は普通体重の間で意識するといいんじゃないでしょうか
ここで痩せすぎについての注意
近年日本での肥満人口は増える一方ですが、それよりも問題なのが20代とそれ以下の若年層の痩せ型が増え続けているという事です
30年前に比べ、14.2％から23.3％に増加していることから，国の目標として15％以下にする掲げて痩せ型を減らそうとしています。
しかしながら世の中のダイエットブームは収まる所を知らず常にメディアはダイエット特集を定期的に組むし、本やDVDも出続けていますよね
これは『痩せている』=『美しい』という間違った図式が浸透しているせいです。
モデルや女優など美しさの見本とする多くの方達がBMI18程度やそれ以下の方だという事で痩せ過ぎを当たり前として捉えてしまうのでしょう。
やせ願望の低年齢化も深刻で、女子高生の9割近く、中学生では8割以上、小学校3～4年生でも4割がやせ願望を持っているという調査結果も出ています。
痩せが悪い訳ではありません。
ダイエットが悪い訳でもありません。
しかし、痩せる為に無謀なダイエットを行う危険性が高い事が問題なのです
体重は多少であれば努力次第で簡単に落とせてしまう為、食事を抜いたり、炭水化物のみ抜いたり、偏った食事をする方もいるでしょう。
健康を無視したダイエットは心身に影響が出てきます。
近年若年層の痩せ型と共に鉄不足の貧血や不妊の増加も問題になっていて、これらが全く関わりがないとは言い切れないでしょう。
他にもカルシウム不足からの骨粗鬆症、栄養不足からの鬱など体だけでなく、心にも影響は表れてきます。
今の健康だけではなく、将来の健康も同時に考えてあげる事で長い目で健康という事に関心を持ってもらいたいですね
無理無謀なダイエットは本当に止めましょう
という事で今回はここまでっ
次回は何を書こうか迷いながらお別れしたいと思います
でわ、次回までしばしのお別れ…
BMIは23なシグレことさーしゃんがお送りしましたっ