今回は自動車部品のメーカー営業の仕事を辞めたい方の体験談になります。
自動車部品のメーカー営業 27歳 男性
【主な業務内容】
自社製品を自動車メーカーへ販売する仕事
【仕事を辞めたい理由】
人間関係
仕事を辞めたい人の体験談
今回はこのような質問をしてみました。
- 仕事が辛いと思った原因
- その状況を改善するためにしたこと
- 結果的にその仕事は辞めましたか?
- 仕事を辞めた理由、または辞めなかった理由
- 同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
それでは早速、見ていきましょう!
自動車部品のメーカー営業の仕事が辛いと思った原因
メーカー営業ということで、自動車メーカーに自社製品の販売をしていました。
ただ、商品の性能が競合よりも悪く販売するのに苦戦をしていました。そのため会社の状況が悪くなり、営業がものを売れないから会社の状況が悪くなっていると責任を問われました。
顧客からも製品の性能へ批判があったり、もっと技術的な提案をしてほしいと依頼をしていましたが、顧客からの要望を無視して、社内は自分たちの好きなように設計を進めていきました。
その結果、顧客からはお叱りを受け、さらに社内からは営業の責任を問われました。
その時、営業の上司が責任を取るのではなく、担当者が他部署から責められ、さらに上司からも責められる始末でした。
周りにも誰もサポートしてくれる人がいない環境で、自分一人でこの仕事を回してくのには限界があると感じもう辞めたいと思うようになりました。
また仕事を進めていく中で、上司は取締役などにはゴマをするような姿を打ち合わせの中でよくしていたため、顧客の方を見て仕事をしていないようにも感じました。
本来は顧客あってのビジネスが、本来のあるべき姿とかけ離れてしまっている現状を間近で何年も見てきました。
そのためか新しく新人が入ってきても長く続かずすぐに辞めてしまってしまい、教育をしても無駄な時間を過ごしていました。
自分が辞めたくても仕事を引き継げる人間がおらず、辞めたいと思いながらもなかなか辞めることができませんでした。
その状況を改善するためにしたこと
顧客の方向を向いて仕事をしていく必要があると、取締役含めた打ち合わせで提案を行いました。
しかしいろいろ話をすり替えられ、結局話が進みませんでした。
結果的にその仕事は辞めましたか?
辞めました。
自動車部品のメーカー営業の仕事を辞めた理由
顧客の課題解決をすることがビジネスの基本だと思っていたため、それと反したことをしている会社にずっといることができませんでした。
つまり、自分の価値観と会社が行なっていることに差が大きくなってしまっていたことが一番の原因です。
また仕事をしていく上で、人間関係や信頼関係が一番大切です。
他部署や上司から責任を押し付けられ、その人たちと一緒に仕事をしていくことは難しいと思い退職を決意しました。
辞めるか辞めないかとても悩みました。その時、家族や友人に相談をして方向性を決めました。
その時の言葉に、「自分が好きなようにしたらいい」というものがありました。その言葉のおかげで最後の一歩を踏み出し、退職することができました。
同じ仕事の悩みを持っている方へのアドバイス
自分の価値観や働き方と違う会社に入ってしまった場合、無理をせず転職を検討した方がいいです。
自分が納得していない環境の場合、自分の実力を発揮することができません。
お互いにとって有意義な時間にはなりませんので、仕事探しを始めた方がいいでしょう。