大阪駅から路線バスを乗り継ぎ、2023年11月に地下鉄大日駅(大阪府守口市)に達しました。
今回はその続き。地下鉄大日駅前から近鉄河内花園駅前(大阪府東大阪市)までのバス乗継旅、第一話です。
・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(新幹線公園前⇒南摂津駅)はこちら ⇒ [リンク]
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阪神尼崎駅前を出発し、大阪市に接する衛星都市を時計回りに巡っています。尼崎市から豊中市、吹田市、摂津市を経て守口市の大日駅に到達しました。
OsakaMetro谷町線と大阪モノレールが接続するこの駅にはイオンモールが直結し、人通りの多いジャンクションとなっています。
地下鉄構内で大阪市からのお知らせ掲示板を発見。守口市内に大阪市の掲示板があるのは珍しいですね。OsakaMetroは大阪市が100%出資している会社なので、大阪市内・市外を問わず地下鉄駅には一律で大阪市の市役所広報物を掲示しているのかもしれません。
地下鉄の出入口に大阪市営地下鉄時代のサインも発見。このサインの中央に見える○とコを重ねたようなマークは武田五一さんという有名な建築家さんの作品です(1933年)。民営化後もあちこちで見ることができますが、順次あたらしいものに交換され、いつか見られなくなる日が来るのでしょう。東京メトロは2024年4月に営団地下鉄が一般企業に組織変更されてできた会社ですが、20年経ったいまでも営団地下鉄の痕跡が残っているのかな。
これから乗るのは京阪バス8号系統、古川橋駅行です。
実はこのバス路線、2023年12月16日に廃止されます。このブログの公開は2024年の4月に予定してますから、公開されたときにはもう廃止されて4か月くらい経過しているはず。
摂津市、守口市、門真市とバスを乗り継ごうとしたとき、この系統を利用しなくてもコースは作れます。しかし、今月(2023年11月)の初旬に新聞で路線廃止のことを知り、この路線で南下することを決めた次第です。
隣の乗り場には寝屋川市駅行のバスが停まっています。経由地に「五番」という文字が見えますね。以前に別コースのバス乗り継ぎ旅をしたとき、守口市内に「八番」というバス停がありました。
路線図には「大庭七番」「佐太二番」というバス停も載っています。路線図には載っていませんが、古川橋駅と免許試験場の間には「一番」というバス停があります。なぜ○番という名前のバス停がこの地域に見られるのか、調べてみたのですがわかりません。ご存じの方、コメントください(笑)。
バスは5分遅れでやってきました。
2023年11月18日(土)
大日駅 16:46
↓ 京阪バス
↓ 守口市内線
↓ [8]古川橋駅行
↓ 230円
古川橋駅 17:04
大日駅では下車1名、乗車2名(私を含む)、車内には先客3名。私以外はお年を召した女性ばかり。
8号系統は京阪守口市駅から大日駅、守口市東部を経由して京阪古川橋駅に至る路線です。1時間に1本の運行で、平日朝夕ラッシュ時は運行されていません。守口市東部の人が昼間のお出かけで利用する路線だと思われます。
後ろの席から揚げ物の油のにおいが漂ってきます。お買い物の帰りなんでしょうね。前の席の人も小さなカートを持っています。バスが廃止になったら、この方々の生活は不便になるかもしれません。
ジャガーミシンの工場は中国に移転し、その跡地は商業施設になっています。
それにしてもこの府道、狭いですね。小さなバスで運行しているのは利用者が少ないためというより、狭い道で離合に苦労しないようにということでしょうか。
大久保バス停の先で右折。ここからは府道155号を南下します。ここも狭い!
藤田バス停は「ふじた」ではなく「とうだ」と読みます。その藤田からは私の貸切状態に。
なみはやドーム(東和薬品RACTABドーム)
です。
私は昔、仕事でパナソニックに行くとき、職場のホワイトボード(行先表示)に
「門真」
と書いて出てました。
京阪本線の高架の手前を右折し、10分遅れで古川橋駅に到着しました。古川橋駅北口のバス停はこの8号系統しか運行していませんので、8号系統廃止後はバス停も撤去されるのでしょう。
(訪問日2023/11/18)