【大阪の名建築】汐見橋駅「高野線の起点」 | バスと献血のたび

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南海高野線(通称、汐見橋線)の汐見橋駅です。
新なにわ筋と千日前通が交差する汐見橋交差点の南西角に位置しています。
 
1900年の高野鉄道(南海高野線の前身)大阪延伸のときにできたターミナルです。いまも高野線の正式な起点となっています。開業当時は道頓堀という駅名だったそうです。
 
駅舎の隣は阪神なんば線の桜川駅。こちらは地下駅になっていて、階段、エスカレーター、エレベーターなどで下りると改札口です。乗り換えしやすい構造になっているのに、なぜか両社の路線図には乗り換え案内が載っていません。
 
▲こちらが南海の路線図
 
▲そしてこちらが阪神の路線図
少し離れた地下鉄千日前線は載っているのに…
 
もしかしたら南海はこの駅をわざと秘境駅にしているのかもしれませんね。
そんな南海の努力の結果なのか、マピオン(地図サイト)ではかなり拡大しても駅名が出てきません(笑)。
 
駅舎に入ってみましょう。レトロな雰囲気です。昔は出札窓口や売店があったと記憶しているのですが、それらは無く、がらんとしています。時刻表の掲示の仕方がいいセンスしていますね。
 
そして汐見橋駅名物と言えばこれ!南海沿線観光案内図です。ボロボロの古い観光案内図が2016年までずっと貼ってあって、最後の方は中央が大きく裂けていました。それをモチーフにしたものが昨年(2021年)新たに掲出されました。
絵の中央にはラピート、右上にはなんばスカイオなども描かれています。
ちなみに旧案内図には淡路航路と淡路交通(バスじゃなくて鉄道)、和歌山軌道線、南紀直通列車などが描かれていたんですよ。
 
改札内はこんな感じです。
ターミナル駅ですね。
この駅も精算機を設置していません。無人駅ではないので、駅員さんが対応してくれますよ。
 
 
大阪市浪速区桜川三丁目8-74

 

(訪問日2021/12/7)

 

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