今回は第114回、ㅅ変則をご紹介します。
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■文法
語幹がㅅで終わる用言の一部は、母音で始まる語尾が続くとㅅが脱落します。
낫다(治る)に敬語表現の~(으)시다を付けるとき、これまでご説明した文法通りだと
낫으시다
となりますが、낫다はㅅ変則する用言ですのでㅅが脱落して
나으시다
となります。
この変則活用をする単語はたくさんありますが、初級では次の3つだけ覚えればよいと思います。
낫다(治る)
짓다(建てる、炊く)
붓다(注ぐ、腫れる)
ㅅで終わる用言でも
웃다(笑う)
씻다(洗う)
벗다(脱ぐ)
씻다(洗う)
벗다(脱ぐ)
などはㅅ変則の活用をしないので注意してください。
■例文
푹 쉬면 감기가 빨리 나을 거예요.
しっかり休めば風邪が早く治るでしょう。
しっかり休めば風邪が早く治るでしょう。
(푹=しっかり、쉬다=休む、감기=風邪、빨리=はやく)
작년에 집을 지었어요.
昨年家を建てました。
昨年家を建てました。
밥을 지으세요.
ご飯を炊いてください。
부은 눈
腫れた目
(눈=目)
まだ説明していない変則活用は러変則だけとなりました。
年内に書けるかな。
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次回は때문에を使った理由・原因を表す表現をご紹介します。
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