大阪から路線バスを乗り継ぎ、2015年9月に敦賀駅に達しました。
今回はその続き。敦賀駅から武生駅までのバス乗継旅、第四話です。
・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(大谷→河野総合支所前)はこちら ⇒ [リンク]
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南越前町の河野総合事務所(旧河野村役場)前からバスに乗ります。
2018年5月16日(水)
河野総合事務所前 17:03
↓ 福井鉄道バス 王子保・河野線
↓ 越前武生駅行き 830円
広小路 17:42
この路線は武生市街地と旧河野村を結び、平日は武生発が5本、武生着が4本あります。
やって来たバスに先客はゼロ。
わたしが座った席の前にはチェーンがあります。冬にはチェーンを巻いて走行するのでしょうか。
バスは国道305号を東へ走ります。
左手に桜橋総合運動公園というスポーツ施設が見えます。今年の国体で軟式野球の試合が2試合予定されているそうです。
そういえばローカル路線バス乗り継ぎの旅でルイルイ御一行が元比田から歩いて目指したのが桜橋でした。
桜橋からは国道8号を北上し。武生トンネルを通り抜けると越前市です。以前は武生市という名前でしたが2005年に今立町と合併して越前市になりました。
白崎で右折しJR北陸本線の踏切を渡ると王子保(おうしお)駅です。
さらに東へ進み王子保駅入口で左折。国道365号(北陸道)を北上します。
ポリテクセンターで1名乗車。
バスは武生の市街地に入ります。
このバスはJR武生駅を経由して福井鉄道越前武生駅が終点です。今日のゴールはJR武生駅ですが、途中の広小路バス停で下車します。
運賃を支払おうとすると、運賃表示器は糠長島という停留所名を表示しています。糠長島で折り返したあと、運賃表示器をセットし忘れていたのでしょう。南越前町の町民はコミュニティバスのような値段で安く利用できるので、正規運賃で乗ることをあまり意識していないのかもしれません。
広小路バス停前は蔵の辻とも呼ばれています。
白壁の蔵が並ぶおしゃれスペースです。
武生は京都や大阪から北陸への物資が中継される商業都市として栄えてきました。そのため、このような蔵が集まっているのだそうです。
街の中心を北陸道が貫いていて、そこには古い町並みが残されています。
建物に袖壁が付いているのが特徴です。
いわさきちひろの生家も古い町家で、この近くにあります。
雨具のお店。こういうお店は本当に少なくなりましたよね。
北陸は雨の日が多いと聞きます。だから商売が続けられたのかもしれませんね。
こちらは旧武生郵便局。登録有形文化財に指定されています。写真はありませんが、屋根の鬼瓦に郵便マーク"〒"が見えます。
市役所の庁舎もいい味出していますね。
歩いて武生駅に到着。
武生にはボルガライスというご当地グルメがあるそうです。バス旅の続きで来たときに食べてみたいと思います。
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