Bloomberg の「インドの村々の人々が原子炉が生計を破壊するだろうと述べている」という

 

ような記事、ビデオを観ました。

 

Indian Villagers Say Reactor Will Destroy Livelihoods


 

福島原発の事故をきっかけにインドの村々の漁民、農民がフランスAreva社

 

が建設中の原子炉に健康と生計を壊されると恐れているようです。

原発建設反対を訴えています。

インドは世界で最も早く経済発展している国の一つです。


 

テレビ、新聞などによるとアメリカ、オバマ大統領はまだ原発を

 

推進のようです。



 

中国、インドも経済発展が著しく電力不足で原発推進のようです。


 

福島原発事故が起こって私は昔かかわった

 

海外の電力会社向けのファイナンス案件

 

を思い出しました。



 

1979年のアメリカで起きたスリーマイル島(Three Mile Island)

 

の原発事故が起きてアメリカの電力会社が

 

原発に対して慎重になった後の頃です。



 

1985年に某アメリカの電力会社向けに

 

Private Placement (私募)で仕組みをしてファイナンス

 

のアレンジをしたことがありました。


 

日本のリース会社などノン・バンクが資金の出し手でした。


 

某会社は他社に比べて原発の数が少なかった

 

ので投資家から受け入れやすかったです。


 

当時は最も原発が一番のチェック・ポイントでした。


 

一年後の1986年にチェルノブイリの原発

 

の大事故が起きました。

 

原発の悲惨さを知りました。

 

 

1990年前半にインドの最古(114年)の電力会社向けのグロバルなBond (債券)

 

の発行に際して日本で担当したことがありました。

 

インドの電力不足を認識しました。

 

同社のManaging Director (代表)が東京に

 

来ました。

 

パレス・ホテルで説明会のアレンジをして

 

金融機関の方々を招きました。

 

火力発電がメインで当時、原発は持っていませんでした。

 


 

海外のエマージング諸国向けの国際金融では

 

インフラ案件では道路、鉄道、航空、通信そして

 

電力が多いです。


 

今回の原発問題で色々考えてみると

 

知人、学友に電力会社、それも原子力に

 

携わっている人がいました。


 

タイミングがいいのか悪いのか

 

私が前のブログ記事フォーク・ソングで

 

ちょっと東電などのことを揶揄して書いた

 

時間にちょうど学友からメールが届きました。

 

数年ぶりのメールでした。


 

彼は東電ではないですが某電力会社で

 

働いています。

 

多分、原子力に関わる幹部の1人でしょう。

 

きっかけは私の知人、日本人ですが某海外の電力会社

 

関係に勤務している人が縁のようでした。
 

立場によって原発のとらえかたが違うと

 

思いますが東電、保安院、原子力安全委員、政府

 

の対応、会見の様子には腹立たしいのが

 

率直なところです。


 

東電、保安員、原子力安全委員会の経営陣、トップなどの経歴、

 

過去の言動などを見聞きするに問題の深さを

 

感じます。

 

 

真偽は更にチェックしないといけないですが

 

マスコミなどの頑張りを期待します。


 

東電は大口のスポンサーでしようが頑張ってください。