2021年4月27日(火)、文部科学大臣に「コロナ渦における教育現場での自殺総合対策」申し入れ | 『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

S45年生れ。衆議院議員候補(愛知12区岡崎・西尾)。元総務省職員。H16年新潟県中越地震で崖崩れ現場からの2歳男児救出に従事。22年愛知県知事選(次点)。H24年に初当選。H26年、H29年無所属で3選。

2021年4月27日(火)午後、萩生田文部科学大臣に「コロナ渦における教育現場での自殺総合対策」に関して緊急申し入れを行いました。

 

子どもたちの自殺が急増しています。

昨年は499人(前年比25.1%増)過去最多となり深刻です。

文科大臣に対し、超党派の自殺対策議連(私は若者自殺対策ワーキングチーム事務局長)として、緊急要望を提出しました。

・各学校の自殺背景調査を国が収集分析し、対策にいかすこと。

・文科省の自殺予防に関する会議を厚労省と連携させること。

・「SOSの出し方に関する教育」を推進すること。

など、様々提言しました。

私からは現場の声として「学業不振により、学校でのいじめだけでなく、親からの進学圧力も重なり、学校・家庭とも居場所を失う子どもがいる。学校だけの問題ではない」との意見を伝えました。

萩生田大臣は「重く受け止めている。子どもたちの自殺の背景を深掘りしなければならない。文科省と厚労省との距離を縮めていきたい」と応じました。

国がタテ割り行政を超え、将来ある子どもたちを育む決意とスピードをもって政策遂行せねばなりません。