2021年4月27日(火)午後、萩生田文部科学大臣に「コロナ渦における教育現場での自殺総合対策」に関して緊急申し入れを行いました。
子どもたちの自殺が急増しています。
昨年は499人(前年比25.1%増)過去最多となり深刻です。
文科大臣に対し、超党派の自殺対策議連(私は若者自殺対策ワーキングチーム事務局長)として、緊急要望を提出しました。
・各学校の自殺背景調査を国が収集分析し、対策にいかすこと。
・文科省の自殺予防に関する会議を厚労省と連携させること。
・「SOSの出し方に関する教育」を推進すること。
など、様々提言しました。
私からは現場の声として「学業不振により、学校でのいじめだけでなく、親からの進学圧力も重なり、学校・家庭とも居場所を失う子どもがいる。学校だけの問題ではない」との意見を伝えました。
萩生田大臣は「重く受け止めている。子どもたちの自殺の背景を深掘りしなければならない。文科省と厚労省との距離を縮めていきたい」と応じました。
国がタテ割り行政を超え、将来ある子どもたちを育む決意とスピードをもって政策遂行せねばなりません。