平成23年5月12日に行われました
「全国建築板金業者大会 青森大会」での表彰式 ←その様子です。
これは、建築板金技能の基本から創意・工夫を重ね、
板金職人の基本能力を高める取り組みの一つです。
全国建築板金競技大会と称して、建築板金業界の事業で行われております。
毎年秋ごろに制作課題が発表され、翌年2月に大会が行われます。
全国、各県の代表選手が集まり、決められた時間の中で競い、
厳正なる審査の結果、順位が決まる競技です。
設計図から展開図を考え
決められた道具で、特に銅板加工をしやすい道具ではなく、
市販されている基本的な道具を用いて
基本的な技術を知り、
時間との調整の中で、
自分の色を付け、
葛藤して、そして学び
銅板の特性を手から感じ作り上げます。
決して、生産数的には現実的ではありませんが、
造るにあたっての技法の基本動作を身に付けるということに
素晴らしい課題であり、大会であります。
それらには十分な道具となっています。
二日間の日程で行われ
一日目、道具検査から始まり、
夜には大会に挑む選手との交流があって、
二日目に大会です。
近年の開催場所は、「富士教育訓練センター」にて行われております。
富士山の麓、空気の綺麗な澄んだところで、緊張感ある会場での競技は、
まさに日本一を決めるにふさわしいところだと思います。
平成23年2月12.13日
この日行われた
第33回全国建築板金競技大会【技能競技の部】にて
念願の優勝を果たすことができました。
大会には3度挑み、
述べ130個以上の練習を積み重ね、
0.4ミリの銅板を直角に曲げることもできなかった私でしたが、
ハンダも理解していなかった私でしたが、
展開図も知らない私でしたが、
初めて大会に出ると決めた時から4年間でここまでできました。
この4年間、親組合・青年部メンバーには多くの応援いただきありがとうございました。
また、家族・会社スタッフの理解があったことに感謝しております。
挑戦し続ける気持ちを強く
今後もより一層、技能の向上に努めます。