アメブロランキング…その3。
[2010年11月2日付ランキング]
[総合ランキング]
デイリー : 48953位
月間 : 484969位
[ジャンルランキング]
アウトドア : 216位
釣り : 447位
アメブロランキング…その2。
2010年11月2日(火)仏滅/曇り
ブログを開けて、ビックリしました。
アウトドア・ランキングが、今までで最高だったからです。
このブログ…訪問者が少ない日の記録は、ナント、9人です(爆笑)。
全世界で、たったの9人です。これって、逆説的に凄いことだと思います。
だって、69億人の中の9人ですよ!(笑)。
そんなブログですが、たま~に、こんな日が訪れると、素直に嬉しいです。
[2010年11月1日付ランキング]
[総合ランキング]
デイリー: 114763位
月間 : 484969位
- [ジャンルランキング]
- アウトドア : 490位
- 釣り : 984位
■雑学/世界の人口
2010年10月現在の国連推計で69億人。
LIVE…梯子車。
2010年11月1日(月)先負/曇り
現在23時14分です。
30分くらい前から、表が騒々しくなったので、一応見て来ました。
自宅から200mくらい離れた場所にある、10階建てのマンションが火事でした。
国道の下り線を封鎖して、消防車が10台くらい配備されています。その中心に巨大な梯子車が鎮座していました。ニョキニョキと天に延びた梯子の先のゴンドラに乗って、勇敢な隊員が10階の消火活動をしているみたいです(暗くて高くて良くは見えません)。
…初期消火に成功したらしく、既に炎や煙らしきものは見えません。それにしても迫力があります。こんなの初めて見ました。
…ふと、思いました。梯子車が鎮座できない場所にある高層ビルならどうしたのだろう?ホースを担いだ隊員が階段を登るのか?いざとなったらヘリが出張るのか?
でも、ヘリの場合は大雑把な消化しか出来ないだろうし、やっぱり最後は「人頼み」なんだろうな?…などなど。
高層マンション花盛りな昨今、高層階に住んでいらっしゃるセレブな方々は、「人は死ぬときゃ死ぬんだよ」と、腹をくくっているのだろうか?
庶民の私には、永遠に解き明かせない心理ですね(苦笑)。
■追記/写真撮影は遠慮しました。
野次馬如きが写真など撮ってはいけない。そんな雰囲気がありました。
九重山
九州本土の日本百名山。
開聞岳、霧島山(韓国岳)、阿蘇山(高岳)、祖母山、九重山(久住山)。
この五座の頂上を踏むことが、今シーズンの「山の目標」でもあります。
10月16日の深夜、自宅から23時間を要して指宿に入り、翌日から一日一座、順調に四座の頂上を踏むことができました。まぁ、天気の方は今イチ、いや、今2(笑)くらいの状況でしたが、この不安定な時期に、山歩きに支障がなかっただけでも、十分に満足しています。…奄美大島では、大雨で大変なことになっているくらいですから。
宿泊先の「かんぽの宿阿蘇」を、早朝5時に出発しました。まだ真っ暗です。しかも、ザァザァ降り(苦笑)。
「とりあえず、牧ノ戸峠の駐車場へ行って考えるか?」
…駐車場に着くと、車が揺れるくらいの風雨でした。私と同じように待機している車がチラホラあります。チーバスも1台来ていました。どこかのツアーの団体さんみたいです。しかし、誰ひとり(山に)出発しません。当たり前ですよね(笑)。少ししてチーバスは行ってしまいました。諦めたようです。私は?と言えば、…これじゃあ、寝るしかないでしょ(笑)。足を延ばして布団にくるまりました。ウトウトしながら、風に煽られる車の揺れを感じていました。バタバタとルーフや窓ガラスにあたる雨音も聞こえていました。
…2時間以上眠っていたようです。ふと、意識が戻ると、車が揺れていません。雨音も聞こえません。人の話し声が聞こえてきます。「もしや!?」、咄嗟に跳ね起きて辺りをみると、風雨が止んでいました。足早に出発する人の姿が見えました。
絶体絶命だと諦めて「ふて寝」していたら、状況が変わってくれました(笑)。霧だけは晴れませんが、雨は上がってくれたし、この程度の風なら何とかなりそうです。慌てて出発の準備にかかりました。
九重山(くじゅうさん/久住山1,787m)日本百名山 №95
■2010年10月21日(木)雨のち曇り
■単独
■行程/牧ノ戸峠P⇔扇ヶ鼻分岐⇔久住分れ→久住山頂上→中岳(1,791m)
■標高差/461m └←←←←←←←←←┘
■時間/09時00分~13時40分(4時間40分)
九重山(久住山)の頂上が見えたのは、写真に納めた「あの時」だけでした。
逆に言えば、一瞬だけでも山容を拝めたことは、かなりラッキーだったと思います。
それは、紅葉ウォッチングにも言えることです。霧が流れた一瞬一瞬の光景だからこそ、尚さら美しく感じたのかも知れません。
久住山の頂上は、立っているのが恐いくらいの暴風で、濃霧に包まれていました。景色は全く見えません。そんな心細い状況下でも、やっぱり私は「貸切」が好きなのです(笑)。頂上の独り占めは、とても贅沢な気分に浸れますね。
久住山の頂上を下りて、御池から中岳に向かいました。中岳は、九重山の「影の主峰」とも言える山で、久住山より4m高くて、九州本土最高峰の冠を持っています。
ここまで来たからには、そこに立たないわけにはいきません。但し、中岳の頂上も暴風と霧で、何が何だか分からずじまいでした(苦笑)。
■九重山は再訪したい!
濃霧の中の山歩きになりました。それでも、この山の素晴らしさを体感できました。
時おり見えた景色だけでも、こんなに感激したのだから、好天に恵まれた時のことを思うと、また来たくなってしまいます。もしも再訪の機会があったら、今度はピストンでなく、法華院温泉や坊ガツル、さらには大船山にも足を延ばしたいと思います。
いつか、また来るぞ~!その時が楽しみです。
■追記/九州本土の日本百名山を完登できました(笑)。
天気は不安定で、小さなハプニングは幾つかありましたが、結果的には日程のロスもなく、もちろん怪我もなく、全て順調に事が運びました。久住山の頂上に立った瞬間、ここに至るまでの行程を全部ひっくるめて、何とも言えない充実感を味わいました。牧ノ戸峠の駐車場に戻ってきた時には、(身体的な余力はたっぷりありましたが)気持ちが完全燃焼していました。「終わったぁ…」という感じでした。
…山の神様に感謝したいと思います。
祖母山
昨日(2010年10月19日)、撤退不能の罠(林道/8時~17時全面通行止)にハマりかけた祖母山。一日置いて、仕切直しの出陣です。
天気の方は「曇りのち雨」の予報。早立ちして昼前には下山しておきたい状況です。
祖母山登頂のルートは数多くありますが…、
最短の五ヶ所コースには撤退不能の罠が仕掛けられているので、再訪できません。
川上渓谷(尾平)からの周回コース(黒金山尾根~宮原)は、少々時間を要します。
「午前中に下山する」という条件を叶えるには、神原コースを選ぶしかなさそうです。
神原コースは、地元では「本登山道」と呼ばれている道ですが、私が思うに、どう見ても辛そうなコースです。何せ、北斜面の渓に沿った直登コースですから…。
何の色気もないピークハントだけの登山、そんな悪い予感がしてなりません…。
祖母山(そぼさん/1,756m)日本百名山 №96
■2010年10月20日(水)曇り(昼前から雨)
■単独
■行程/神原・一合目の滝P⇔国観峠(くにみとうげ)⇔頂上
■標高差/1,096m
■時間/06時30分~11時40分(5時間10分)
天気予報どおり、どうも怪しい雲行きです。
労力を要した頂上ですが、どうせ、景色は拝めないのだし、長居は無用。
「さあ、雨が降る前に下山しよう!」
登りと同じ道なのに、下りは滑り台の様相でした(笑)。
登りで使う必要のなかった設置ロープも、下りでは役に立ちました。ロープがなかったら、やっぱり一度や二度はスッテンコロリンしたんだろうなぁ?靴も泥まみれです。
コース全体の印象は、まさに日陰道(笑)。
終始、薄暗い樹林帯の中なので、道中、景色を拝めるのは、ほんの限られた場所だけです。しかも、開けた景色ではありません。マーキングも少なく、道の整備も行き届いていないので、うっかりするとルートから外れてしまう恐れもあります。多分、本登山道の割りに、登山者は少ないのでしょうね。
五合目小屋のあたりでポツポツと落ちてきました。ザックカバーは装着しましたが、蒸し暑いのでカッパは着ません。ラストの20分は雨脚との戦いです。(滑るので)落ち着いて急げ!?(笑)
駐車場で着替えを始めると、雨は本降りになりました。間一髪セーフ!でした。
■追記/天気予報と言い、悪い予感と言い…。
そういうことだけは、良く当たるものですね。
(条件が悪すぎたのでしょうけど)祖母山は、本当にキツイ山でした(苦笑)。
赤土系の道はツルツル滑るし、とにかく雰囲気が暗いです。そして、この湿っぽさ…夏場ならヤマビル地帯じゃないの?そんなふうに思いました。
まぁ、今となっては、五ヶ所コースの林道工事を恨むしかありません。それにしても、あの長~い五ヶ所コースの林道に、延々と水道管を埋設する工事って、何のため(誰のため)なのだろうか?凡人には謎です(苦笑)。風邪の初期症状かも?
2010年10月29日(金)赤口/曇り
ここ数日、本当に寒いです。秋は何処に行ってしまったんだ?
情けない話ですが、完全に寒さに負けてしまいました。
目が疲れて、首も頭もスッキリしません。もちろん身体も怠いです。
何となく喉もおかしいような?
念には念を入れて、今夜は、
①ご飯を食べる。
②パブロンを飲む。
③風呂に入って温まる。
④胸にヴィックス・ヴェポラッブを塗り込む。
⑤リポビタンゴールドを飲む。
⑥寝る。
以上、消灯目標は20時です。
…で、明日も仕事なり(苦笑)。
阿蘇山
昨夜は、車中泊でなく、通潤橋の通潤山荘に宿泊しました。
温泉で身体をほぐし、美味いモノを食べて、ふかふかの布団で眠りました(笑)。
そのお陰で、九州入りの超長距離運転疲れも、開聞岳、高千穂峰、韓国岳の山疲れも、完全にリセットできたようです。通潤山荘を(まだ真っ暗な)05時に出発して、祖母山登山口の五ヶ所高原に向かいました。
祖母山は、五ヶ所高原から入山すると、九州自然歩道を北谷登山口まで車で入ることができます。そして、そこから頂上までの歩きは2時間30分です。コースタイムで見る限り、多分、一番楽なコースと思われます。
ところが、九州自然歩道に入ると、やたらと「工事中」の看板が立っています。しかも、よくよく見てみると、「水道管埋設工事のため、8時~17時 全面通行止め」と書いてあります。
「工事が始まる前に登山口に着くから問題なし!」と判断して、シメシメと思いながら元気よく走って行きました。
「そろそろ北谷登山口かな?」、そう思えるほど奥地まで入ったとき…、ふと…、
「ちょっと待てよ? 工事前に入るのはいいけど、入ったら最後、17時まで出られないじゃん!」
祖母山の行程は、長く見積もっても6時間。7時に出発したとして13時。17時までは通行止め。「4時間も待つの?」、「それは無理だよ!」、看板を見た時に、どうして「この計算」ができなかったのだろう? 自分のバカさ加減に腹が立ってきました(怒)。
「8時までにココから脱出しないと、エライことになるぞ!?」
急遽Uターンして慌てて引き返しました(苦笑)。
結局、本日の祖母山は断念。
明日の予定だった阿蘇山を繰り上げることにしました。
とんだハプニングにしろ、こんなドタバタはいけません。何やってんだか(苦笑)。
一路、阿蘇の仙酔峡を目指すことになりました。
阿蘇山(あそさん/高岳1,592m)日本百名山 №97
■2010年10月19日(火)曇り
■単独
■行程/仙酔峡P⇔仙水尾根⇔頂上(高岳)⇔中岳(1,506m)
■標高差/692m
■時間/09時20分~13時30分(4時間10分)
祖母山から急遽回った阿蘇山。
概ね4時間のロスタイムを喰らって、完全に出遅れました。
…と、自分的には焦っていたのですが、駐車場に止めてあった車(先行者)は、たったの3台しかありません。しかも、私が準備をしている間に、後続車が3台到着しました。どうやら、こちらの山歩きは、行程時間が短めなので、「早出」という概念がないのかも知れません。そう言えば、開聞岳頂上は、私が4番手。高千穂峰頂上は、ナント私が一番槍でした(笑)。そして、この阿蘇山は、9時20分出発でも4番手だったのです。何にしても、空いているのは嬉しいことです(笑)。
■仙酔峡ロープウェイは運休。火口東駅から中岳は登山禁止。
と言うワケで、必然的に仙水尾根(バカ尾根)をピストンするハメになりました。
大した時間ではありませんが、確かにハードな上り下りでした。靴底も相当傷みました。ただ、樹林帯の急登と違って、常に展望が開けているので気が紛れます。
仙水尾根。私は嫌いではありません(笑)。
ところで、高岳から中岳に縦走すると、火口東駅が「すぐそこ」に見えます。立禁とは言え、高岳への登り返しと、バカ尾根の下りを思うと、ちょこっとロープを跨いで、楽な東駅へのルートを下山したくなります。実は、私も悩みました。
規則破りの馬鹿野郎になるか?規則を守って引き返すか?
ガスにやられたら命取りだぞ?風が強いので大丈夫だろう?
そうこうしていると、東駅の方から3人登ってきました。
「大丈夫、大丈夫」と、ニコニコ顔でした。
だったら、私も…。一瞬、魔が差しました(汗)。
やっぱり山は魔物ですね。自分に良いように良いように考えてしまいます。
…辛うじて、誤った判断にブレーキをかけることができました。
「浅間山だって、前掛山までで我慢できたじゃないか!」
「楽な下山のために命を賭けるのか?」
「それは、良識ある人間のヤルことではない!」
一旦、結論を下してしまうと、ロープを跨ぐ近道への未練は「ス~」と消えました。
■蛇足/私が見た現実。
私と同じように引き返した人よりも、ロープを跨いだ人の方が多かったです(苦笑)。
跨いでしまう人たちの心理を、探ったところで意味はありません。
善悪を論じても無意味です。
…あなたは戻りますか?跨いで行きますか?
個人的な見解ですが、私は、平気で跨ぐタイプの人とは、一緒に山を歩けません。
きっと、友達にもなれません…。
霧島山
高千穂河原から高千穂峰をピストンした私は、そのまま、中岳→新燃岳→韓国岳へと縦走するつもりでいました。えびの高原から高千穂河原までの戻りは、思い切ってタクシーを使おうと思っていました。
ところが、縦走路の中核となる新燃岳が、噴火の影響で入山禁止。
そう言えば、高千穂峰から新燃岳を見たとき、確かにモクモクと煙が出ていました。
新燃岳を通過できなければ、韓国岳まで歩けません。気の利いた迂回路もありません。霧島の縦走を楽しみにしていただけに、ちょっとショックでした。えびの高原に車で移動して、そこから韓国岳をピストンするしかありません。ピークハントするだけの山歩きになってしまいました(苦笑)。
霧島山(きりしまやま/韓国岳・からくにだけ1,700m)日本百名山 №98
■2010年10月18日(月)晴れ
■単独
■行程/えびの高原P⇔登山口⇔頂上
■標高差/500m
■時間/11時10分~13時10分(2時間)
韓国岳単品のピストンは、少し物足りなかったですが、それでも霧島山(韓国岳から高千穂峰への連なりや大浪池などの全体)の素晴らしさを体感できました。定番の景色とはいえ、頂上から見た高千穂峰の景観は、どれだけ見ていても飽きることがありません。新燃岳の噴煙もアクセントになっていました(←お陰で縦走できなかったが…)。高千穂峰に神様が降りてきたこと…なんとなく信じられるような気持ちになってきます(笑)。
いつか、もっと天気の良い日に、改めて縦走できたら…と思いました。
高千穂峰
「霧島を歩くなら、高千穂峰は外せない!」、ずっと、そう思っていました。
高千穂峰(たかちほのみね)は、天照大神の孫であるニニギノミコトが降臨(天孫降臨)した山とされています。その山頂には、ニニギノミコトが降臨した折りに突き立てた、青銅製の「天の逆鉾」が刺さっています。神話の世界の言い伝えですが、高千穂峰には、そんな神々しい雰囲気が漂っています。韓国岳(からくにだけ)方面から見たシンメトリーな山容も、どこか近寄りがたい荘厳さを感じさせます。
…坂本龍馬が「日本初の新婚旅行」で高千穂峰を訪れ、天の逆鉾を抜いたとか? そんな罰当たりな話もありますね(笑)。
高千穂峰(たかちほのみね/1,574m)
■2010年10月18日(月)晴れ
■単独
■行程/高千穂河原P⇔御鉢⇔頂上(天の逆鉾)
■標高差/614m
■時間/07時00分~09時50分(2時間50分)
樹林帯を抜けてからの御鉢への登りは、けっこう大変でした。
「一歩踏んだら半歩滑る」といった登りです。踏み跡も不鮮明で、正規のルートを辿るのに苦労しました。結局、途中からルートを見失って直登してしまいました。
下山時に、上から俯瞰して分かったことですが、そもそも「正規のルート」など無いに等しいのです。登りは大岩を頼りに踏んでいけば滑りにくいし、(逆に)下りは大岩のない砂利斜面を、ズルズルと滑り降りれば良いのでした。ルートを探していた私がバカみたいです(苦笑)。
■天孫降臨の地は御機嫌斜め。
一応、天気は晴れていましたが、ずっと濃霧がかかっていて、せっかくの大パノラマは拝めませんでした。写真の風景は、時々の霧の合間に撮ったものです。馬の背では、何故かココだけ恐ろしいほどの突風でした。砂礫といい、濃霧といい、突風といい、天孫降臨の地に(人が)立つには、数々の難関があるということなのでしょうか?
■蛇足/やっぱり、転んだのだろうか?
ニニギノミコトの一団が、高千穂峰に降臨して山を下った折りには、一人や二人は、或いは一回や二回は、滑って転んだんだろうなぁ? もしかしたら、ニニギノミコトだって転んだかも?
そんなことを考えながら(心配しながら)、そして、(神様が滑って転ぶのを想像して)ニヤニヤしながら、砂礫の斜面を下山しました。ちなみに私は、一度大きく滑りましたが、転びませんでしたよ。セーフ!(笑)