霧島山
高千穂河原から高千穂峰をピストンした私は、そのまま、中岳→新燃岳→韓国岳へと縦走するつもりでいました。えびの高原から高千穂河原までの戻りは、思い切ってタクシーを使おうと思っていました。
ところが、縦走路の中核となる新燃岳が、噴火の影響で入山禁止。
そう言えば、高千穂峰から新燃岳を見たとき、確かにモクモクと煙が出ていました。
新燃岳を通過できなければ、韓国岳まで歩けません。気の利いた迂回路もありません。霧島の縦走を楽しみにしていただけに、ちょっとショックでした。えびの高原に車で移動して、そこから韓国岳をピストンするしかありません。ピークハントするだけの山歩きになってしまいました(苦笑)。
霧島山(きりしまやま/韓国岳・からくにだけ1,700m)日本百名山 №98
■2010年10月18日(月)晴れ
■単独
■行程/えびの高原P⇔登山口⇔頂上
■標高差/500m
■時間/11時10分~13時10分(2時間)
韓国岳単品のピストンは、少し物足りなかったですが、それでも霧島山(韓国岳から高千穂峰への連なりや大浪池などの全体)の素晴らしさを体感できました。定番の景色とはいえ、頂上から見た高千穂峰の景観は、どれだけ見ていても飽きることがありません。新燃岳の噴煙もアクセントになっていました(←お陰で縦走できなかったが…)。高千穂峰に神様が降りてきたこと…なんとなく信じられるような気持ちになってきます(笑)。
いつか、もっと天気の良い日に、改めて縦走できたら…と思いました。