能登半島地震から早くも1か月過ぎた。

毎日テレビで放送されているが、ほとんど地震直後と変化がない映像だ。

 道路が寸断され、さらに雨や雪が処理作業を妨げているので、救助活動がままならないようだ。

しかし、阪神淡路大震災や新潟大震災から復興したニュースも流れ、災害に毎年見舞われている日本国。

人々はきっと10年後には何事もなかったような顔になるのではと希望を抱いている。

 我々の住居も防災講話が1月28日に開かれた。

PWS鴨川は海抜48mの高台にあるので、津波の心配はないが、地震はどうだろうか。

地盤は砂地でなく岩盤の上にあるので、心配はなさそうだ。

 ただ22階の高層建築。私は6階の住民、階上の重さで、潰れないかと心配している。

 全体的には勝手に表に飛び出さずに部屋で指示を待つことを強調されていたので、建物の構造に係の人々は自信を持っているようだ。

安全確認版

 

防災ヘルメット

いただいたヘルメットも扉に掲げる無事表示板も使わずに生き続けられることを祈っている。

 

 320年前の元禄16年11月23日(1703年12月31日)に起きた、元禄地震に触れていただければ、より真剣になっていたような気がする。

 死者数は地震津波を含めて、津波による流失家屋数は岬町+大原町が429軒と多く、誕生寺門前町270軒、和田町真浦が149軒、鴨川市磯146軒等の記録が残っている。

浜荻の被害状況は記述がない。

死者数は前原10人、磯3人、仁右衛門島2人等が記録されている。

(東京大学地震研究所郡司嘉宣論文より)

 

 2011年3月11日の東日本大震災を機に、鴨川市でも津波に備えて標識を作った。

浜荻地区にもある。

 

 

 そんな映像もあれば、皆さんより真剣に防災を考えたと思う