令和3(2021)年6月5日、JRA競馬学校教官川島利一郎さんの講演が表題のように白井市郷土史の会であった。実は競馬学校がずっと以前からあったものと思っていたのだ。

 今回は白井の昔を思い出させてくれた講演会でもあった。

 白井に住んでいながら中山競馬場白井分場の件は全く覚えがなかった。

 昭和30年頃は子供であったので、同じ白井に住んでいても、全く行ったことがない地域であった。

 野兎や野鳥(雉)に対面できるのどかな時代の白井を思い出した。

 前半はサラブレッドの誕生から始まり、競馬の基本的な知識を紹介してくださった。

 さすが競馬学校の教官でした。

 サラブレッドの始祖は3頭だったとは。

 英王室は競馬の後援者、競馬場に出かける時の女性の煌びやかな服装の源が理解できた。

 白井分場から天皇賞優勝馬カミノテシオ号や皐月賞優勝馬ファンタスト号がいたことは驚きであった。

 交通に不便な白井分場に大橋巨泉が見え、競馬の面白さを紹介し、2代目水谷八重子さんが馬主や競馬学校の生徒さんであった話も新鮮だった。

 私にとって色々な知識を与えてくれた有意義な講演会だった。