エロスを女の日常に
治が祥太の背中から声を掛けた。
「別に・・・」
祥太ははぐらかした。
「嘘つけ、お前さっき見てたろ」
(バレてた)
急に恥ずかしくなった祥太は
黙ってしまった。
「いいんだよお前・・・
男はみんなおっぱいが好きなんだから。
父ちゃんも大好き」
治はそう言って祥太をフォローした。
祥太も笑った。
「あれか?
最近朝ここおっきくなってんのか」
治は水の中で祥太の股間に触った。
「何で?」
祥太は身体をよじって
治の手から逃れようとした。
「だろ?」
「みんななるの?」
祥太は振り向いて治を見た。
「みんななるんだよ。安心した?」
「うん。ちょっと病気かと思ったからね」
祥太は照れ臭そうにそう言った。
治はオクテだったから、
自分の身体の変化に気づいたのは
中学に入ってからだった。
その頃には父親はもういなかったし、
相談出来るような友だちもいなかった。
いつかこんな会話を、
親子でしてみたいと治は思っていたのだ。
というよりも、
父と息子というのは
こんな会話をするんじゃないか。
そう思っていたことを実践してみたのだ。
『万引き家族』より
もしかしたら
こんなやり取りって
擬似家族だからこそ
なのかな
ママ達からいただく感想の中に
よく登場する
「パパにも聞いてほしい」
もしママに
多少の
タブー感があっても
生理のことなら
経験者として
母娘で
シェアできるけれど
精通となると
ちょっと難しい💧
こんな時
パパが登場してくれたらね
じつは
男子の性教育の方が
遅れがち💧
ムカシと違って
耳学問の機会も減って
ネット情報にまどわされ
精通を
「病気なのかも‥」
と思って
悩んでいる男子がいたりする💧
過ぎてしまえば
笑い話だけど
誰にも相談できない
性の悩みって
結構
シンコク
と言った
政治家もいたけれど💧
それは
と
位置づけた捉え方
商業ベースの過激さで
あおってくる
アダルト情報に任せること💧
そうなると
セックスの在り方そのものだって
男性原理に偏り
お互いに
満たし合うような
連帯性&快楽性からも
でも本当は
一番
話しづらいことが
一番
聞きたいことだったり
後ろ姿♡
に加えて
ママには難しい
そんなこと
こんなこと
を
ぜひ
息子ちゃんたちに
性教育として
おススメなのは