中期中絶の現実 | アラフィフ&アラカンからもう一花咲かせる大人女子への道❤️

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エロスを女の日常に
 
〜世代を超えて語り継いでいく性と愛の話〜
 
 
アマナティーチャー

みかりんです


エロスとは
セクシャリティの美しさ
に焦点を当てた捉え方。
自分を愛し、あふれる愛で他者を愛すること

セックスの持つ

生殖性・連帯性快楽性


アダルトサイトだけでは

どれ1つとして

ちゃんと学べるものはない中

見逃せない現実

としてあるのが

中期中絶


精子の行き着く先

現実として

男子にも知ってほしいこと
妊娠中期中絶とは
12〜22週(4〜6ヶ月半ば)未満の中絶

本当はあと半年もすれば、産声をあげ、抱っこしてもらえるはずだった命。娩出後に臍帯(へその緒)を縛っても、赤ちゃんがしばらく生きていることもあります。私はそのまま処理を進めず、時間がある限り、赤ちゃんに寄り添います。

■知られてはいけない中絶の現場

 妊婦側の希望による中期中絶では、出て来たその瞬間まで赤ちゃんは生きています。赤ちゃんの心臓は、赤ちゃんの体の外から見ても分かるくらいに、しっかりとした鼓動を打ち続けている。

 しかも、22週未満ぎりぎりで処置をした場合、外に出した瞬間に泣く赤ちゃんもいます。しかし医師は泣かせてはいけないと、直ぐに赤ちゃんの口を手でぐっと抑えます。さらに急いで臍帯を縛る。命の綱を断つのです。次第に赤ちゃんの表情は苦痛に満ち、段々と青ざめ、冷たくなっていきます。さっきまで確かに生きていたのに。

 この光景を初めて見た時、私は、「人殺しだ。本当にこれは人殺しだ」と、一瞬パニックになりました。自分がしているこの仕事は、いったい何の為なのか。

 それが、この仕事をしている人にしか分からない現場であり、現実です。この現実を知るからこそ、子宮内容除去術(機械的に子宮内容物を除去する手術。妊娠初期=12週頃まで)以外の中絶はやりたがらないクリニックはたくさんあります。

恥ずかしいのは失敗でもなければ、もちろんセックスをすることでもありません。結果に対して、あるいは結果を見越して、適切な対応を取れない無責任な大人たちの方です! 
教育を放棄している。
それが、今の日本の恥ずかしい現実です。


■誰かを責めても解決しない、学び直すべきは大人

 私は常々、私たち大人が、もう一度正しい性教育を受ける必要があると思っています。誰しも、自分が知っていることしか教えられません。ところが、今までの日本人の性教育ではもう対応できない。まず大人自身が、性教育について学び直す必要があるのです。


 彼らと接していて明らかなのは、知識不足です。大人なら正しい避妊方法を知っていて当然と思っていましたが、初歩的なことさえ、あまりにも知らなさすぎる。

 例えば、コンドーム。どのタイミングでつけたらいいか、知らない人が驚くほど多い。さらに、コンドームによる避妊失敗の多さ。


 また、女性の基礎体温から排卵日を予測して行った避妊も、失敗しがちです。

 つまり、中絶を選択せざるを得なかった人たちは、学習する機会を与えられなかった人たちなのです。


■アフターピル反対は「中絶黙認」に等しい

家庭内で適切な性教育が行われていない現状。しかし、性教育を学校だけに頼るのは無理があります。家庭内での親子のコミュニケーションや育児の方法にも大きく左右されるとはいえ、「子どもはセックスなんてまだしない、知らない」などというのはもう昔の話。今は色んな所から情報を得る事ができ、妊娠の意味も中絶の意味も本当には分かっていない10代の子ども、大人の真似をします。 



〈産婦人科クリニック看護師〉による記事より


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