YouTuberが「テレパシー技術」と言っているが、私には「テレパシー」という言葉自体が、疑似科学のようなニュアンスを受けるので、あまり使わない単語なのですが、動画内では、アラン・フレイ博士の「マイクロ波聴覚効果」も触れて頂いている。
少し被害を訴える人々を表現したニュアンスと違う部分があるので、今後、また深く取材して頂きたい。
人の声が聞こえると訴えた被害者の中には、アラン・フレイ博士「マイクロ波聴覚効果」のことを教えられていても、暫くすると、”やはり「呪詛」、「亡霊」などではないでしょうか?”と私に質問をする人がいるのも事実なのだ。
科学技術の経験が浅い人をこんな難しい問題に巻き込んだ加害者を恨めしいと思うと同時に、リアルな技術開発の世界にいた私が、経験を活かして、一昔前は疑似科学のように思われていそうな高度な科学技術を広く世間に周知したいと決意を新たにさせる動画でもある。
そう。技術開発の世界では、新しい技術を提案をした場合、その技術が同じグループや社内でさえ、意見が対立し、否定されることはよくあるのだ。
理論や検証を骨太にし、そのプロセスを何度もフィードバックして繰り返すと、「設計」という段階にシフトし、普遍的なものになる。その後、徐々に技術は広まり、周知になる姿を私は目の辺りにしているのだ。