少し用事が立て込んでいるためか、物理学習は遅れ気味だけど、仕事の空き時間に色々と読書は続けている。
最近は色々と「電磁波」に関する話を聞いているためか、もっぱら岩波基礎物理シリーズの「電磁気学」を読んでいる。
学生よりも深い理解はできる。高校生の時の物理を学び始めの時のような、手も足も出ない状況は流石にない。大学で学び、被害が始める前までは、仕事で必要な分野があったからだが、自身の関心はひたすら、「電磁波」の分野に行ってしまいがちだ。
ニュートンの運動方程式には及ばないが、マクスウェルの方程式の素晴らしいとしか言いようがない。多くの動きが短い式にコンパクトになっているからだ。これだけで色々な物理がイメージできる。
巻末に筆者が書いているが、「電磁気」の分野では、単位を理解することがとりわけ重要なようだ。現在、被害のため、細かい計算が困難なので、勉強してもやはり理解は浅い。悔しいとしか言いようがないが、物理の分野でも、私が解決に取り組んでいる社会問題に一番関係があるので、これを機に引き続き理解を深める努力を続けようと思っている。
理解を深めるためには、式を実際に導出するのが良いと思うが、今の状況では難しい。実験も難しいので、電磁界のフリーソフトをノートパソコンに導入してみた。サンプルモデルの計算を行うと、無事に終了し、グラフが描けるので、今後、軽く回してみようと考えている。こちらも何とか明るい兆しが見えて来たようだ。