「ムーアの法則」終焉後の 世界にどう備えるか? | しげたろうのブログ【テクノロジー犯罪被害の周知・撲滅を目指して】

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私が直面しているテクノロジー犯罪(エレクトロニックハラスメント)被害と言う社会問題について、メーカーの技術者として勤めた経験と様々な視点から考察します。被害が止まったら、研究者又は技術者に戻る予定のため、科学技術評論、物理・化学などの記事を書きます。

 

 

またしても、半導体産業の発展指標、「ムーアの法則」に関する特集である。上記のMIT Tech Reviewでは、既にムーアの法則は終焉していると述べている。しかし、以前、本ブログで執筆した以下の記事には、2036年頃迄は、大丈夫だとの報告を紹介している。

 

 

まあ、これは、根本に何を持ってして、「ムーアの法則」と考えるかの違いなのだろうけど、2036年の2Åの世界が、どういう世界なのか、私自身もそれなりに知っているし、製品企画の計画・ロードマップというのは、大体、計画遅れで実現か、実現不可能である事が判明する事が殆どである様に思える。

 

私もある製品の技術開発に関り、当初は計画されていたロードマップが無くなり、市場でその製品が必要とされなくなり、転職を決意せざるを得なかった経験があるが、製品のロードマップが、時間軸を遅れながらも、計画を実現し続けている最中には、自分の関わっている製品の終焉など考えない。

 

しかし、近年、世間で必要とされる技術は、移り変わり、流行り廃りが非常に早いので、長年発展し続けた半導体に取って代わり、将来性が高いデバイスの原理が提唱されれば、直ぐにそちらの方に世間の注目も、科学技術者の関心も移って行くだろう。

 

さて、長年、エレクトロニクス社会の発展を支えた半導体の「ムーアの法則」は如何に!?

今後とも、元技術者の私は注目して行きたいと考えております。