”使える”感 | ストレングスファインダーで強みを活かす ストレングスコーチちしきのブログ

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ストレングスファインダーのプロとして、ひとりの人間として、日々感じることを書いています。

こんにちは。


ストレングスコーチのちしきです。


昨夜の資質の読み込みでは、「自我」の資質だけで1時間近くも話し込んでしまいました。


どんな資質でもそうですが、ストレングスコーチとて自分が上位に持っている資質のことを最も深く理解しています。


どのような状況、場面でどんなふうに感じるのか、反応するのかをリアルに語ることで、クライアントの方の共感を得ることができます。


「自我」は特に扱いの難しい資質なので、その分『わかってもらえた』感が増すのだと思います。


どんな資質でも、詳細に理解すれば理解するほど、”使える”感が増していきます。


そしてそれは、ストレングスファインダーの診断をしてレポートを読んだだけではなかなか得られないものです。


自分の資質が日常での瞬間瞬間の言動に、どのように紐付いているのかを理解して初めて”使える”感は出てきます。


例えば「自我」の場合、自分を重要な存在として、なくてはならない存在として周りから認められたいとのニーズがあります。


そして、その裏返しとして一部でも自分を否定されること、ネガティブなフィードバックを受けることに強い抵抗感があります。


自分が100の要素で成り立っているとすれば、そのうちの1つを否定されただけで自分のすべてを否定されたかのように感じるのです。


「自我」を持っている方にこの話しをすると、多くの方は、


「そう、そう、そう!そうなんです!」


と、自分を理解してもらえた喜びを表現されます。


この理解してもらえた…の感覚が大切なのです。


自己の葛藤を、自分のうちにとどめておくと、なんとなく悶々とし続けるだけです。


自分の葛藤のメカニズムがわかると、それを自らマネジメントするという意識が生まれます。


マネジメント”できる”という感覚の方が正しいかもしれません。


「100のうち1つでも否定されるとすべてを否定されたように感じる。」


と言語化できた時点で、そんな自分を客観的に見る視点を手にいれたことになります。


これができると、その視点でみた客観的事実をもとに自分の言動を選択することができるようになります。


「自我」の場合でいえば、仮にネガティブなフィードバックを受けたとしても、それが自分そのものを否定されたことにはならないし、相手が自分のことを思って提供してくれていることを受け入れ、聞く耳を持てるようになります。


心のザワザワ感は消えなくともです。


こんなふうに、自分の本質は変わらなくとも、そもそも変える必要もなく、自分の言動をより良いものにすることができます。


そして、それは自分をより深く理解することで誰でも得られるものです。


なので、ストレングスファインダーは診断しっぱなしで終わらせず、是非そのプロの話しを聞いてみてくださいね。


ご自分の人生に、より良い変化をもたらすことを保証します。



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