こんにちは。
ストレングスコーチのちしきです。
昨日は、とある勉強会に参加してきました。
とても意識の高い皆さんが集まる勉強会で、とても学びになったし刺激を受けました。
経営支援に関する勉強会だったのですが、その内容はともかく、最後の最後で感じたのは、我々が対峙しているのは、”事”ではなく”人”なんだということです。
あたり前のことですが、経営者はプログラムで動くロボットではなく生身の人間です。
ロボットであれば解決策をプログラミングすれば、その通りに動きます。
でも、人は理屈だけでは動けません。
こうするべき、こうあるべきとわかっていたとしても、感情が伴わなければ動けません。
特に、何かに対する恐れの感情は行動のブレーキになりがちです。
だから、支援する側に必要なのは、その恐れを取り除き安心感を与えてあげることだと思います。
もちろん、それとて、
「心配しなくていいですよ。」
の言葉だけで恐れが取り除けるはずもなく、こちらのあり方、関わり方すべてで安心感を与える必要があるのだと思います。
そういう意味では、対峙する相手が人であるのと同時に、自分自身もまた生身の人間であることを自覚しておく必要があるのでしょう。
そこには、相手に向きあい、関わる中での自分自身の迷いや恐れもあるのだと。
そして、その恐れを打ち消すのは自分自身です。
経営の論理、理論の学びはもちろん必要なのだけれど、それがそのまま自分の武器になるわけではなく、自分がどうあるかに常に向き合わないといけないのだなぁと感じた一日でした。
その意味では、仲間の存在は大きいですね。
一人ではないことの安心感に感謝です。
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