ストレングスコーチのちしきです。
昨日の続きです。
聞く練習を続けていって、それなりに聞けるようになったかなぁと思うようになった頃の話しです。
ある部下が、私のところに異動してやってきました。
彼とは、それまで直接的に一緒に仕事をしたことはなかったのですが、実を言うとそんなに良い印象は抱いていませんでした。
悪く言えば、常に不平不満ばかり言っているトラブルメーカーくらいの捉え方でした。
当時、部下の一人ひとりと定期的に個人面談をしていて、異動してきたばかりの彼とも、早速面談の場を持ちました。
もちろん、最初にしっかりと「聞く」のスイッチを入れて臨んだわけですが、最初のうちは厳しい時間になりました。
案の定、彼の口からでてくるのは、環境や、人に対する不平不満ばかり。
以前の私ならば、途中で絶対に遮ってこう言ってたと思います。
「そんなネガティブなことばっかり言ってても意味ないじゃん!」
と。
でも、その時は、何があっても絶対に口は挟まないと決めて臨んでいましたから、ひたすら耐えていました。
すると、何が起こったか?
ひとしきりネガティブなことを語った後、少し風向きが変わってきました。
自分の周りに対する不平不満を踏まえて、自分はこれからどうすべきと思っているかを、建設的な意見を、語りだしたのです。
これは自分にとっては意外な展開でした。
彼の言うことは私にとっても至極まっとうで、うなずけるものでした。
そこから、私の彼に対する印象はがらりと変わりました。
使えない奴(失礼!)から、頼りになる奴へと。
結局私は、彼のことを十分に知らないまま、勝手な先入観をもって見ていたんですね。
そして、それはその時、私が彼の話しをただ遮らずに最後まで聞くと決めて臨まなければ、気づけなかったことでもあります。
それは、自分にとっては大きな気づきであり、転換点でもありました。
もっともっと、聞くということを極めようと思った瞬間だったという意味で。
先入観を脇に置いて、ニュートラルに人の話しを聞くことの大切さに気づかされた出来事でした。
次回に続きます。
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