23番のレジェンドがパワーを注入
清水エスパルスはホームにジェフ千葉を迎えてのオリ10ダービーに臨み、アウェイ戦4連敗で漂った暗雲を吹き払う快勝で完全復調を印象付けました
スタメン、乾&カルリを累積警告による出場停止で欠く中、矢島美容室と松崎がスタメンを飾り、主力CBを怪我で欠く中で今節も高木がスタメン抜擢されました
今季初めて2ブロック割り当てられた応援席を埋め尽くした千葉サポさんは試合前にコレオを披露、その熱量は脅威でした
両軍の応援がヒートアッする中、試合前の円陣
そしてキックオフ直後、北川からパスを受けた松崎がボールをキープした所で千葉の40番にバックチャージを受け、転倒して着地する時右腕を負傷
キックオフから僅か6秒での出来事でした
右腕があらぬ角度に曲がっていたので大怪我の危険もカルリの代役・松崎はそのまま・交代を余儀なくされました想定外の早さで白崎がピッチに入りました
前半7分、GK権田のパントキックのターゲットとなったブラガがそのまま右サイド深くまで持ち運び、ゴール前に走り込んだ白崎にアウトサイドキックでラストパス
これに反応した白崎の動きに幻惑された千葉GKはブラガのボールを後逸、そのままゴールネットを揺らしエスパルスが白崎のゴールっぽい雰囲気で先制に成功
まだ暗くなり切る前に先制出来るとは\(^o^)/
得点者が表示されると「えー」ってなった
その後、左サイドの山原がボールを持ち運び左足でグラウンダーでゴール前へ巻く様な軌道のラストパス、矢島が詰めるも僅かに足に届かず、残念
前半16分、エリア内に侵入した北川が左足でフワリと浮かしてゴール前へセンタリングを入れるも白崎の頭に僅かに届かず、残念
その1分後、エリア内でボールキープした北川がシュートモーションに入るも、千葉DFが後方から勢いよく詰めて来て気持ち良く打たせて貰えず
千葉の激しいチェックがエスパルスの選手達をピッチにバタバタ倒していくも、主審の判定がブレブレでストレスが溜まって行く中、前半の飲水タイムに
1点差のままでは何が起こるか分からないので前半のうちにどんな形であれ追加点が欲しいと思ってると、矢島美容室のCKから高木がヘディング一閃、センだけに
高木がヘディングするスペースを作る為、ハラテルがニアへ走り込み囮となりマーカーを引き付け、後方の中村は千葉守備陣をブロックして抑え込んでいました
矢島美容室の正確なキックスキルとチームのCK戦術が実を結んだ値千金となる高木のプロ初ゴールでした
最高の形で後半を迎えたエスパルス
後半4分、センターライン付近からショートカウンター発動、左サイドを駆け上がった矢島美容室がエリア内で左足を振るとボールが千葉の40番の手を直撃
しかしこれを主審がよもやの見逃がし
ここからはエスパルスが千葉の攻撃を凌ぐ時間帯がメインとなっていきます無理に攻め急いでカウンターを受けるよりは時間を消費して行こうと言う事か
試合展開的にはそれで良いけど、消極的な姿勢から失点したら流れは千葉に傾いてしまうもの、こうなるとクリーンシートに拘って守り切りたい
試合はあっという間に後半31分、千葉・田口のシュートはCB高木が至近距離でブロックし事なきを得るも・・・
跳ね返りをダイレクトでドゥドゥにミートされやられたと誰もが思った瞬間、守護神・権田様のゴッドハンドが炸裂、枠内シュートを弾き飛ばしました
これが決められていたら本当にヤバかった
結局エスパルスが我慢強く、そして上手く時間を消費していきこのままタイムアップ、松崎の負傷退場やPK事案の大誤審などアクシデントをものともせず完勝
ボール支配率とパス成功率で千葉を下回っていますが、2点先行した事で後半は割り切った戦い方をしていたからだと思います
ちょっと浮かれた感じの秋葉監督、J1で通用するチームへの変貌を遂げる為には、後半も前半と同じサッカーで戦い千葉を圧倒しないとね
首位・長崎と2位・横浜が揃って勝利した為、順位の変動はありませんでした今季まだ1敗しかしていない長崎、連勝を8に伸ばした横浜、どちらも強いな
試合後、岡崎が勝ちロコに加わったり記念撮影を撮りまくっているシーンを見ると、岡ちゃんの存在の大きさを改めて痛感した次第です
オカチャンを嫌いな人いるいねーよな
この日のお賽銭は500円となりました
VIVA, S-PULSE!!!