松本山雅、J2優勝!
エスパルスが9連勝フィニッシュで最終節に自動昇格に滑り込んだ2016年、得失点差で最後の最後に3位となりJ1復帰を逃し涙を飲んだ松本が捲土重来、おめでとう
2014年J1ギリ残留、2015年J2降格、2016年J1昇格、2017年ギリ残留、と近年のエスパルスがカテゴリーの境界線を彷徨う戦いが続いた事で他人事とは思えないJ1昇格・残留争い
エスパルスとしては対戦成績が0勝4敗とこれまで一度も勝ったことがない苦手・松本と来季は少なくとも2試合以上対戦する事が決定、来年こそリベンジを果たして欲しいものです
さて、今日はJ2リーグ全11試合同時開催、最終節の結果次第で松本・大分・町田・横浜FCの4チームが優勝の可能性を残すと言う稀に見るデッドヒートが繰り広げられていました
中でもFC町田vs東京ヴェルディの東京ダービーにはJ1残留争いをしているチームの注目を一身に集めた事でしょう
J1ライセンスを保有していない町田がJ1自動昇格圏の2位以内に入れば昇格枠が1つ消える事によってJ1の17位チームが入替戦に回る事となる為、J2降格枠が1つ減るのです
前節17位以下が確定した長崎も町田が2位以内に入れば17位からの生き残りが可能となるし、現在17位の柏レイソルは現状のままでも自動降格には至らない状況となります
注目の大一番は後半31分に老舗の名門・ヴェルディが先制ヴェルディもプレーオフ進出を賭けて負けられない一戦となっていましたからね
他会場の経過も気になります首位・松本がスコアレス、2位・大分が1点リードで終盤まで推移、もし町田が逆転勝利したら松本は2年前同様に3位転落の可能性さえありました
そんな中、町田同点に追い付く
そして大分が同点に追い付かれると、カオス状態にラスト5分を切った時点でもJ1昇格が安泰なチームは1つもありませんし、プレーオフ争いも混沌としてきました
結局、預かり知らぬ所で余計な雑音が聞こえまくったであろう東京ダービーは両軍共に死力を尽くした結果、ドロー決着
勝てばJ2優勝だった町田
自力PO進出を逃したヴェルディ
2位・大分はATにホーム・山形に手痛い同点弾を浴びドロー、J2優勝を逃したもののJ1昇格圏内の2位は死守した形となりました濃いATだっただろうな
エスパルスは健太政権時に進出したナビスコ杯決勝でシャムスカ監督が指揮を執る大分に苦杯を喫しタイトルを逃したと言う因縁あるチーム、先ずは昇格おめでとうろ言いたい
大分の監督、試合後インタビューでは顔をくしゃくしゃにしながらしわがれた声を絞り出す様に安堵の気持ちを噛み締めていました
プレーオフ圏外から滑り込んできたのは昨季J2降格した大宮、J2得点王に輝いた大前のフリーキックから挙げた決勝点を守り切り最後の最後にJ1昇格へ希望を繋ぎ留めた格好
これで割を食ったのは、エダとリキが在籍するアビスパ福岡アウェイで勝点1を得たものの、ヴェルディを追いこせず大宮にまくられ7位とプレーオフ圏外に落ちてフィニッシュ
岐阜まで応援に駆け付けた福岡サポの皆さん、心中お察しします私と同い年の井原監督もガッカリだろうけど、これが勝負の世界
これがJ2最終順位(上位)
優勝した松本山雅と2位・大分トリニータがJ1自動昇格決定、入替戦進出プレーオフは横浜FCと大宮アルディージャvs東京ヴェルディの勝者で争われる事になりました
そしてカマタマーレ讃岐はJ3降格決定42試合と長丁場のJ2リーグ戦なのに昇格も降格も決まっていない状態で最終節を迎えると言う前代未聞の混戦でしたね
他会場の結果を気にしながらゲームプランを柔軟に変えて戦う最終節、ソリッドで得点の動かない試合が多くなるのは止むを得ないですね、ミスでチームの運命が変わるのですから
この結果によりJ1残り2節での残留争いも益々ヒートアップする事間違いありませんもうね、絶対J2に落ちちゃ駄目だと改めて怖さを知ったダゾーンサッカー観戦記でした
松本&大分、おめ!
【おまけ】
♯清水エスパルスのハッシュタグランキングで何と表彰台独占、ありがとうございます16位のガンバ戦レポの再登場はまいやんファンの方が覗いてくれたかな?
加えてサッカー観戦ジャンルの人気記事ランキングでは大量ランクイン、有り難うございます8件中6件がサッカー観戦と無関係なグルメ記事なのは皮肉ですが。笑
ご愛読に感謝!