消火栓から飲料水の確保 | 不可能をかのうにする かのう重雄 オフィシャルブログ「一つ、ひとつを重ねて」 Powered by Ameba

消火栓から飲料水の確保

消火栓から飲料水の確保


横浜市では平成25年度から、災害用地下給水タンクや緊急給水栓の整備されていない地域防災拠点を対象に、私が提案していた学校受水槽を活用した新たな飲料水確保事業を実施しています。


しかし、受水槽未設置や直結給水かされている地域防災拠点については、給水車による応急給水以外に代替手段もなく、発災直後の飲料水確保について、地域の皆様から対策を求められています。


そのため、昨年度試験的に実施した消火栓の活用について、まず、これらの地域防災拠点を対象に事業課出来るか、検討を進めていきます。


今回、私の地元である横浜市立原小学校をモデルの実施校として頂きました。原小学校は、受水槽による飲料水確保事業の対象ですが、今後学校の水道設備が直結給水化されることにより、受水槽が使用できなくなる可能性があります。


そこで、横浜市として、今回の消火栓を活用した飲料水確保について、事業の本格実施を判断するにあたりモデル実施に協力を頂き、事業の課題や問題点があれば抽出したいと考えたとのこと。


2月22日、原小学校地域防災拠点での冬期防災訓練において、初めて消火栓を活用した飲料水確保の訓練が行われ私も参加しました。