横浜市ノロウィルス集団感染 その11 | 不可能をかのうにする かのう重雄 オフィシャルブログ「一つ、ひとつを重ねて」 Powered by Ameba

横浜市ノロウィルス集団感染 その11

横浜市ノロウィルス集団感染 その11


横浜市健康福祉局のコンプライアンス


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211220028/

2012年11月22日、上記のような記事を掲載した。


鎌倉市の職員が飲酒後に公務をしたとして地方公務員法違反にあたるとして処分する方針を決めたという神奈川新聞の記事だった。


この様な報道を2カ月前にしているのに、神奈川新聞はなぜ今回の豊沢隆弘保健所長たちの飲酒を地方公務員法違反にあたるのではないか?。と気付かなかったのだろう。


何故なら、1月18日に開催の市議会健康福祉・病院経営委員会を含め取材した1月19日付の朝日新聞には、 豊沢隆弘・保健所長やセンター長、感染症対策の担当課長は横浜市中区で定例会議をし、その後、午後6時ごろから忘年会に出た。豊沢所長は会の終了後の午後9時過ぎ、市役所に戻り、詳細な報告を受けたという。との記載が。


つまり 豊沢隆弘保健所長が立ち入り調査を指示した後、会議等に出席(公務)、そして、忘年会で飲酒。その後、市役所に戻り立ち入り調査について、詳細な報告を受け対応(公務)している。


さらに検索してみると、青葉区役所が、青葉区の職員が勤務中に飲酒をしたとしてホームページで謝罪文書を掲載していた。

http://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/25houdou/index2008-12.html



これらの事例からも、横浜市健康福祉局・横浜市保健所は、コンプライアンスどころか、法令遵守でさえ危うい組織である可能性が示唆されたのでは。


地方公務員法も職位によって自由自在な解釈をし、無視してしまうほど傲慢さをもった組織を監視するのは、容易ではない。


飲酒についての鈴木隆副市長や健康福祉局長、保健所長の常任委員会での発言記事をみた本市の運営責任職の方が今日、「一職員であれば即刻 処分!ですよ」と、私に語ってくれた。


また、別の職員は、「職位の高い経営責任職ほどやりたい放題で処分されないという横浜市の人事が、今回の常任委員会で明らかになった」とも語っていた。


さて、我々議会側の責任も重大である。

特に、健康福祉・病院経営常任委員会の委員長は公明党である。その責任の重さを認識して委員会運営をしなくてはいけない立場にある。 


行政をチェックするという議会としての機能を今後も期待したい。