驚くべき林文子横浜市長のセクハラ対策 その3 | 不可能をかのうにする かのう重雄 オフィシャルブログ「一つ、ひとつを重ねて」 Powered by Ameba

驚くべき林文子横浜市長のセクハラ対策 その3

驚くべき林文子横浜市長のセクハラ対策 その3


前回のセクハラ対策のブログには多くの方から反響が寄せられた。

横浜市初の女性市長、女性のトップリーダーと今まで発信してきただけに、このセクハラ対策のずさんさは衝撃的だったようだ。


林市長に対する期待が大きかっただけに、失望はさらに大きい。2回も処分されている最高幹部が、その位置に居続け、何の人事的処置がなされていないこと自体が、市民からは理解されない。


さて、この問題の調査に関わった調査側の職員人事も検証した。市長も女性だが、総務局の人事部長も女性であった。女性人事部長もそして人事課長も今回の人事異動で昇任して異動する。


「人事異動してしまえば、これ以上責任追及の矢面に立たされることはない。責任追及されることが予測された場合、人事異動させてしまえば守れる」とは、今回退職される幹部職員から私へのコメント


人事を司る部署の総務局である。真実であれば呆れてしまう。また、「市長が変わろうと変わるまいと、脈々と受け継がれてきた横浜市の逃げ切りの人事作法だよ」とのコメントにも驚かされる。


今年度もやり続けるのか。守るべきは市民でもなければ、弱い立場の女性職員でもない。


まさに横浜市の品格、コンプライアンスを総務局そのものが台無しにしたのでは。行政幹部の匿名性も3.11以降、保ちにくくなったことを早く認識したほうがよいのに、相変わらずの温度差。


男女雇用均等法の実現も、セクハラ対策推進も、真の女性リーダーたちが大変な努力の末、培ってきたはずだ。


しかし、今回の事例は、横浜市女性幹部達がその恩恵を受けながら、それを誠実に継承せず、下に続く女性リーダーたちの芽を女性幹部自身そのものが摘んだ形になったようなものだ。


一体ぜんたい、このような状況下で、APECという国際舞台で何を発信するというのだろうか?


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