驚くべき林文子横浜市長のセクハラ対策 その1
驚くべき林文子横浜市長のセクハラ対策 その1
“セクハラ・パワハラはなかった。しかし、口頭厳重注意は行った。”
これが、現在調査している最高幹部職員のセクハラ・パワハラ対策に対する林文子市長という横浜市初の女性市長が出した見解だ。
セクハラ・パワハラがないのに、なぜ口頭厳重注意を行うのだろうか?
本当に驚いた。
私は自分の耳で、複数の経営責任職と運営責任職の方から、最高幹部職員のセクハラ・パワハラ行為の話を聞いているのだが。横浜市の人事組織課の手にかかると、それがなかったことになる。これはあまりに酷い話だ。
厚生労働省は、セクハラ労災認定を積極的に行おうとしている。さらにパワハラの定義も明らかにしたばかりだ。
口頭厳重注意は公表基準にはならない。最高幹部でない職員に対しての対応と全くかけ離れている・・・。
人を大事にする組織というものは、こういう組織ではない。
まさに、組織としての品性のなさが露呈した。これは歴史的な失態。
“女性のこころとからだが元気ならば、地域・社会が元気になる”とのテーマで公明党は女性の健康週間をうちたてたわけだが。本市内部はそれものぞめない。
しっかりと時間をかけて行った調査を、林市長は幻覚だったとでも言いたいのだろうか。
現段階では、横浜市のセクハラ・パワハラの相談窓口は、立場の弱い女性が安心して相談できる窓口ではないようだ。これは一刻も早く是正しなければいけない深刻な問題だ。