行政視察
温暖化対策・環境創造・資源循環委員会の行政(常任委員会)視察報告
日 時 平成23年7月11日 ~ 7月13日
視察都市及び視察項目
(1)京都府京都市
・廃食用油燃料化事業について
・京都市廃食用油燃料化施設について
・桂川小水力発電施設について
(2)関西電力株式会社(大阪市堺市)
・堺太陽光発電所(メガソーラー)について
・堺港発電所(火力発電)について
(3)中部電力株式会社(静岡県御前崎市)
・浜岡原子力発電所について
京都市の視察では、廃食用油燃料化事業の概要を聴取し、併せて施設の視察をさせていただきました。
廃食用油は、京都市内の一般家庭から出される使用済み天ぷら油などの廃食用油や、レストラン・食堂などから排出されるものを原料として、ごみ収集車全車と市バスの一部で利用しており、年間約4,000tの二酸化炭素を削減している。
小水力発電設備は、京都市内の観光景勝地「嵐山」の美化の維持、観光地の魅力向上のために、地域住民の自主組織が桂川の流れを利用した小水力発電による自然エネルギーを利用して嵐橋の照明設備に灯りを灯し、橋を渡る人々の足元を照らしている。観光スポットとしての注目もされている。
堺市の太陽光発電と火力発電所の視察では概要を聴取した後、20ヘクタールの面積にシャープ製の太陽光パネルを敷き詰めたメガソーラーの現地視察や、火力発電所の現場視察をさせていただきました。
5月6日に、総理大臣から中部電力に対し、すべての号機の運転停止の要請があった浜岡原子力発電所の視察では、発電所の概要説明聴取後、原子力展示館、運転研修センター、建屋外周をバスで移動し視察をさせていただきました。