今年の夏休みを利用して、サンフランシスコ周辺のキャンパス・ツアーに行ってきました。娘が、2年後に行く大学を決めるための下見です。
行ったのはUCバークレィ、スタンフォード、CCA、そして帰り道にCalArtsに寄りました。娘はFilm Makingか、Musicを専攻したいので、そのあたりを中心に見てきました。
UCバークレーとスタンフォードは規模も大きく、歴史のある大学です。実際にうちの子が行くかどうかは別にしても、アメリカの最高学府は見ておきたいというわけです。
UCバークレーは、サンフランシスコからは、海峡にかかる大きな橋を渡って北東の方に10マイルちょっと行った、バークレーという町にあります。
スタンフォードの方は、サンフランシスコから南に30マイルくらい行ったところにあります。
私たちが訪れたのは、カリフォルニアらしくよく晴れた日で、日向は日差しが強く、肌を焼かれる感じなのですが、影に入ると、さわやかな風が、気持ちよく汗を乾かしてくれました。威厳に満ちた建て物は、ゆったりと間隔をあけて配置されて、その間に大きな木々がある様子は、まるで林の中に大学があるように感じます。まさに落ち着いて、学問や研究に打ち込める環境です。
案内してくれた学生も、爽やかで、明るく、自信と誇りで輝くようでした。
彼は「自立した人間を育てる」という、アメリカの子供の育て方そのままに育てられ、ここまで来たような、典型的なアメリカ型の、好青年です。
日本では、親や先生の言う事をそのまま素直に聞く子いい子とされます。
それとは対照的にアメリカでは、自分の頭で考え、自分で何が正しいか判断し、行動することが求められます。
日本で、子供たちに絵を教えていた頃によく耳にしていたことに、「ちゃんと勉強しなさい。そうじゃないと、大人になって苦労するよ。」といった類のものです。そうすると子供達の心には、嫌なものから逃れるために勉強するということになり、勉強する度に嫌なイメージを思い出します。そして勉強そのものが苦痛になってしまいます。
アメリカの家庭や学校では、基本的に何をするにもポジティブな動機付けをします。自分の夢を実現するために勉強したり、練習したりするのです。
この素晴らしいキャンパスを、この学生の案内で歩いていて、あらためてアメリカに来て良かったと思ったのでした。






