道を切り開いた「世界初」の女性たち(グーグル)
恥ずかしながら、毎年3月8日が国際女性デーという記念日だということに最近まで知りませんでした。ニュースなどでは報じられていたのでしょうが、身近な人にそういった事項に関心ある人がいなかったからか、私が鈍いからなのか、私のアンテナに引っ掛からなかったのだと、思います。
この国際女性ディーを報じる媒体や企業によって、女性を讃える上記のグーグルのような報じかたもありますし、以下に載せる国連のような報じかたもあります。本当に問題意識によってマチマチです。
「男性優位の文化が根付いた男性優位の世界では、ジェンダー平等は、本質的には権力の問題です。」
#国際女性デー
#IWD2021
(3月8日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長 @antonioguterres
ビデオ・メッセージより
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は、ジェンダー平等の実現に向けた数十年分の前進を帳消しにしてしまいました。
失業の拡大や無償家事労働の爆発的増加、そして、学校教育の中断、家庭内暴力や搾取の拡大などによって、女性たちの生活は深刻な打撃を受け、その権利は侵害されています。
母親、特にシングルマザーは、深刻な不安と逆境に直面しています。
その影響は、パンデミック終息後も長く続くことになるでしょう。
一方で、女性たちはパンデミック対応の最前線にも立っています。
女性たちはエッセンシャルワーカーとして、人々の命を守り、経済やコミュニティー、家族の団結を支えています。
感染率を抑えているリーダーや、回復途上にある国々の指導者の中には女性もいます。
今年の「国際女性デー」は、女性の平等な参加がもたらす、変革の力に焦点を当てています。
以下略
コロナ過の時期の今こそ、必要なメッセージであるなと、思いましたね。
また、赤十字社は、国連よりも切迫したメッセージを発信しています。
\3月8日は #国際女性デー ( #IWD2021 )/
コロナ禍により、紛争地では性暴力の件数増加と被害者が必要な支援にアクセスできない問題が発生しています警告ケアのあり方を知ることは支援の第一歩です
#ジェンダーに基づく暴力(#GBV)
#InternationalWomensDay
また、国際女性ディーの歴史をかいつまんで解説したものもみつけました。発端からみれば100年の歴史がある息の長い記念日なのですね。
国際女性の日(3月8日)制定に至る歴史とは
テレビ番組やコマーシャルが女性のステレオタイプな描き方をしていることの問題点を指摘しているサイトもみつけました。
私は映画を洋画、邦画を問わず好きで視聴するのですが女性の描かれかたがワンパターンだと、その作品に入れこめないなと思っていました。リアルじゃないんですよね。その作品は。
敢えて挑戦を
最後に。伝統ある国際女性ディーの意義は認めるものの、ノレないという女性の動画もたまたま見つけたのでリンクします。
【国際女性デー】Z世代NO YOUTH NO JAPAN代表が語るジェンダーギャップの埋め方 心理学者藤井靖氏「女性の方がこまやかだから…」好意的性差別も問題|#アベヒル《アベマで放送中》
世代格差もやはりあるようですが、あたり前のこととも思います。女性参政権の獲得がイシューだった時代や、法制面での男女機会均等がまだなかった時期と、それらが既にある世代では見てる世界が違うだろうと思います。ソーシャルメディアで大量の署名を集めたり、政治家へのロビー活動したりと現実的な改革のためにリアルな活動をしている若年層も一定数いるんと、思いました。
生まれた地域や性別といった本人が選択できないことでの差別是正および矯正は推進される(推進する)方がよいに違いない、と改めて思います。