精油の基礎知識⑤ | 残酷販売員日記続

精油の基礎知識⑤

番茶
無事伊勢神宮から帰ってきました。
今からお勉強再開
今回は
ゼラニウム
ティートリー
ネロリ
こちらの3種類をアップします。

ゼラニウム(Geranium)
学名:Pelargonium graveolens
科名:フウロソウ科
抽出部位:花・葉
主な抽出方法:水蒸気蒸留法
香りの特徴:フローラル系
ノート:ミドル
ブレンディングファクター:3
生産国:
作用:抗うつ・強壮・抗炎症・抗真菌・収斂


ローズゼラニウムと言う別名があり、
ローズに似た香りの中にミントの香りも
含んでいます。その性質から
ローズ系の精油のまがい物として
使われることが多いので注意しましょう。
女性ホルモンのバランスを整えたり
肌の皮脂を調整したりイライラを鎮めたり
女性が喜ぶ作用がふんだんです。

よーろの窓辺には古くから赤いゼラニウム
の花を飾る習慣がありました。
厄除けの意味もあったようです。
同時に虫除けとして使われていたようです

浮腫みやストレス軽減を助けます。
循環器、腎臓、肝臓を強壮させて
体内の毒素を出すので疲れ気味の方にも
効果が期待できます。
妊婦への使用不可、
皮膚を刺激する可能性があるので少量で試してから使い始めましょう。

ティートリー(Ter -tree)
学名:Melaleuca altemifolia
科名:フトモモ科
抽出部位:葉・枝
主な抽出方法:水蒸気蒸留法
香りの特徴:樹木系
ノート:トップ
ブレンディングファクター:3〜5
生産国:
作用:去痰・抗ウイルス・抗菌・抗真菌・
         免疫促進

アロマテラピーではよく使われる
精油の代表格のティートリーは
フレッシュでクールな香りがします。
イライラした時精神的なショックを
受けた時、風邪で喉が痛いときなどには
特に使用が高いです。
抗菌作用があるため部屋の空気の浄化や
浴槽、洗濯機でも活躍します。

探検家キャプテン・クックが初めて
オーストラリア訪れた際に原住民の
アボリジニがこの木の葉っぱでお茶を入れてくれることに由来しています。

皮膚が過敏な方はかぶれる
可能性がありますが
殺菌消毒作用は高いです。

ネロリ(Neroli)

学名:Citrus aurantium
科名:ミカン科
抽出部位:花
主な抽出方法:水蒸気蒸留法
香りの特徴:フローラル系
ノート:トップ〜ミドル
ブレンディングファクター:1〜2
生産国:
作用:抗うつ・催淫・鎮静・抗炎症・抗菌
         細胞成長促進

柑橘系の爽やかさと、フローラルの優雅な香りがミックスされた精油です。
「ここぞ」という時に使用すると幸福感に溢れ心身共にリラックスでき心地よい眠りに誘ってくれます。催淫作用があるので
官能的な気分を味わいたい時に
心強いです。

イタリア、ネロリ公国のマリア妃が皮手袋の香りづけとして愛用していたのが社交界で流行し名前の由来になりました。
原料であるビターオレンジの花は
古くから花嫁のブーケに
使用されています。

どんな肌質にも合いますが香りが強いため使用量に注意が必要です。
ストレス緊張を和らげ心身のバランスを整えます。不眠症、PMSも緩和します。

ここ迄如何でしたでしょうか?
次回は
パチュリ
ブラックペッパー
フランキンセンス
この3つをアップしたいと思います。(笑)

チャンチャン