リフレクソロジーお勉強⑥ | 残酷販売員日記続

リフレクソロジーお勉強⑥

(エネルギー産生のしくみ)
活動するためのエネルギー
どの様に生み出しているのでしょうか。
栄養素消化吸収
身体構成すふ細胞における
エネルギー代謝について考えましょう。

「栄養素の消化·吸収」
身体に必要な栄養素のうち
炭水化物
タンパク質
脂質
これらを
エネルギー産生栄養素
と呼びます。
炭水化物脂質は身体を動かす
エネルギー源となります。
タンパク質筋肉皮膚
身体の組織構築します。
これらの栄養素食べ物摂取しただけの
状態では身体の為に働く事が出来ません。
消化液消化酵素等の作用によって分解され
体内に吸収されやすい形に変わります。
体内に吸収された栄養素
血液に溶け込んで肝臓迄運ばれ
心臓を経て全身細胞の隅々に届けられます。

炭水化物
糖質を分解する酵素は唾液に含まれる
アミラーゼ
をはじめ多くの種類が知られています。
マルターゼラクターゼは腸液に含まれる
消化酵素です。
糖質は最終的には小腸ブドウ糖等に分解され
小腸から吸収されます。

タンパク質
胃液からペプシン膵液トリプシン
作用を受けながら小腸へと送られます。
小腸ではエレプシン等が一個一個のアミノ酸にまで
分解して吸収されます。
タンパク質アミノ酸の玉がネックレス上につながって
小さく折りたたまれた形をしています。
酵素がつながったアミノ酸切断して分解していきます。

脂質
脂肪は水に溶けにくい性質があります。
その為先ず十二指腸胆汁によって乳化され
水に溶けやすい状態になりますね
水に溶け込んだ脂肪髄液中リパーゼの作用によって
脂肪酸グリセロールに分解されて小腸から吸収されます。

「細胞の仕組み」
身体を構成する最も小さな単位は細胞です。
人体は約37兆個細胞が集まって出来ています。
細胞集合体組織であり
その組織が集まって様々な働きをする
器官臓器を作っています。
すべての生物が細胞を持っているのです。
細胞膜に囲まれた細胞の内側には
細胞質があります。
細胞質の中には細胞生命活動に必要な
エネルギー源を合成するミトコンドリア
タンパク質を合成するリポノーム等の
細胞内小器官が存在しています。

ゴルジ体
小胞体から作られたタンパク質を受け取って凝縮させ
さいぼうの内外の必要な場所へと輸送、分泌する。

リポソーム
細胞内に侵入した異物や不要になった老廃物を
酵素によって分解して処理する。

小胞体
リポソームが付着しタンパク質合成に関わる粗面小胞体と
リポソームは付着せずステロイドホルモンの合成や
グリコーゲン代謝に関わる滑面小胞体とがある。

核小体
分子密度の高い領域でrRNA(リポソームRNA)の
転写やリポソームの構築が行われる。

リポソーム
mRNA(メッセンジャーRNA)の遺伝情報を読み取って
タンパク質へと変換する翻訳が行われる。

中心体
細胞分裂で染色体が分かれるとき染色体を引っ張って
2つの細胞へ移動させる。

細胞膜
細胞を包んでいる薄い膜細胞の内と外で
物質のやり取りを行う。
物質が移動する時特定の物質だけを選んで
取り込む選択的透過性を示す。

核(細胞核)
遺伝情報であるDNAやRNA
タンパク質が含まれています。

ミトコンドリア
細胞が取り込んだ酵素わ使って細胞の生命活動に
不可欠なエネルギー物質(ATP)を
作り出す重要な細胞小器官。
エネルギー物質(ATP)を作り出す
重要な細胞小器官

「ATPとエネルギー代謝」
呼吸によって酸素を、
食事によって栄養素を得ることで、
体内では必要物質が新しく取り入れられ
不要になったが老廃物排出されます。
このように物質が体内で分解、合成されて
変化することを代謝といいます。
代謝には栄養素から複雑物質
合成する同化
1度作った物質分解してエネルギーを生み出す
異化の2つがあります。
体内で生み出されたエネルギー
ATP(アデノシン三リン酸)
と言います。
ATP(アデノシン三リン酸)分子は
体内のあらゆる細胞でエネルギー分子として
利用されています。
アデノシン三リン酸は核酸構成分子のアデノシン
リン酸基が3つ結合したリン酸化合物
エネルギーリン酸リン酸結合部に保存されます。
3つあるリン酸分子のうち1つが切り離される時
蓄えられていたエネルギーが放出され
必要とされる活動に供給されます。


糖質、タンパク質、脂質
エネルギー分子ATP産生します。
ATP産生されるのは
細胞質解糖系(糖の代謝経路)
ミトコンドリア内のTCA回路(クエン酸回路)です。
解糖系では酸素が使われずに分子分解されます。
酸素供給される状態では
ピルビン酸からアセチルCoAに代謝され
TCA回路に取り込まれて複雑な過程を経て処理されます。
そこで大量ATP合成されます。

「ATP合成とミトコンドリア」
ATPの殆どが細胞の中にある
ミトコンドリアで作られています。
ミトコンドリア外側にある外膜
内側にある内膜クリスタと呼ばれる
ヒダ状に伸びた構造になっていて
ヒダに囲まれた内側の空間を
マトリックスと呼びます。
このマトリックスミトコンドリア
取り込まれた栄養素が分解されます。
その過程で出るエネルギーを受け
内膜にあるATP合成酵素
によってATPが作られます。


「ミトコンドリアの活性化と下肢刺激」
エネルギー生成において最も重要な役割を持つ
ミトコンドリア
食生活生活習慣、加齢が起きます。
機能低下します。
過食によってもミトコンドリア阻害が起きます。
ミトコンドリア活性阻害が起きると
呼吸体温調節不調が起こり
冷えむくみ、腰痛等身体の不調へと繋がります。
ミトコンドリア活性化には
朝日浴び、深呼吸をするなどの
生活習慣改善のほか、
リフレクソロジーのように
下肢刺激することも高い作用
あるといわれています。

ここまで来ると細かい細胞イヤ
ミクロマクロの世界の話ですよね。
でも人間の身体はここまで繊細と言うことですよね。
中々の深さがあります。


チャンチャン