あまちゃの花祭り

あまちゃの花祭り

                             

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8月16日


出雲大社を出て、次の目的地は。。。


もちろん、出雲蕎麦とぜんざい。。。ラブラブ


前日聞いていた通り混んでましたが、5分ほどで入れました。


ぜんざいが、あずきつぶつぶで美味かった~音譜


関西生まれなので、家で作るぜんざいは昔から粒がゴロゴロでした。


東京のものは田舎しることのあんこドロドロも良いですが、やっぱり


あずきの触感を味わいたい派です。。。


お土産を買って次の目的地、日御碕行のバス停へ。。。


しかし、道路が混んでいるので、なかなか来ない。。。


10人ほど待っているのを見た、他のバスの運転手さんが笑いながら


「あんたたち、どこ行きのバス待ってんの?」


こうやって声をかけてくるのも、この土地の人柄ですね。


暑さでぐったりしてると、30分ほど待ってやっときましたショック!


バスに乗って、稲佐浜に出たらしばらく海岸沿いを上の方に向かい、


30分ほどで日御碕です。



日御碕神社 ひのみさきじんじゃ


バスを降りると、潮の匂いたっぷりです船


あまちゃの花祭り  鳥居

あまちゃの花祭り

日御碕神社は、朱塗りがとても鮮やかです!!


天照大神を祀る下の宮(日沈宮)と、素盞鳴尊を祀る上の宮(神の宮)の


2社からなっています。


あまちゃの花祭り  楼門

あまちゃの花祭り  中から写


こちらが天照大神を祀る、下の宮、日沈宮(ひしずみのみや)


あまちゃの花祭り  日沈宮


あまちゃの花祭り  右:本殿



日沈宮の右側に、上へ登る階段があったのですが、


お稲荷さんとだと思い避けてしまったのが、どうやら


素盞鳴尊を祀る、上の宮(神の宮)だったようで。。。大失敗ガーン


下調べしていったのに、いろいろ見過ぎて最後はもう忘れてた。。。


あまちゃの花祭り



日御碕灯台 ひのみさきとうだい


日御碕神社を出て、バスが来るまでまだ時間があったので、


日御碕灯台へ向かいました走る人


海側にも鳥居があります。ここから10分と書かれています。


あまちゃの花祭り

あまちゃの花祭り

灯台へ行く道は、はじめ上り坂ですが、途中からなだらかになります。


あまちゃの花祭り


あまちゃの花祭り

少し行くと、鳥居のある島が左に見えてきます。


この島は経島(ふみしま)といって、日御碕神社の神域です。


日御碕神社の前に、天照大神が鎮座されていたそうです。


一般の方は立ち入り禁止ですが、8月7日の例祭に


宮司さんだけ渡れるそうです。


あまちゃの花祭り  経島

灯台に行くまでに、お店が出てきます。


江の島の弁天島の中にあるような、貝殻で作ったお土産や、


いか焼き、さざえ壺焼きが美味しそうでした。


日御碕灯台は目の前で見るとかなり高くでけ~~DASH!


高さ43,65m、海面からの高さは日本一で63,30mアップ


あまちゃの花祭り  灯台

あまちゃの花祭り


お盆休みとあって、灯台には混んでて登れませんでした。


でも、灯台の脇には崖があり、そこでくつろぐことが出来ます。


子供も行けて広々としているので、そこを散策するのもお薦めです合格


あまちゃの花祭り  崖


あまちゃの花祭り


バスの折り返しまで小一時間だったので、あまりゆっくり出来ず


元の道を戻り、経島の手前まで来た時、「ピ~~ヒョロ~」と


島の上をトンビがつがいで飛んでいました。


そのトンビが3匹~4匹~と増えながらこちらに近づいてきました。


5匹になった時、トンビは私の頭上まで来ていました。


鳥が近づいて来るって良いことなんですよね~音譜


めっちゃ、テンション高くなりました~アップ


あまちゃの花祭り  経島


あまちゃの花祭り  とんび


稲佐の浜 いなさのはま

出雲市駅行きのバスに乗り、「稲佐の浜」で下車。。。


ここは、神在月に神様を迎える海岸でもあり、古事記では


「国譲り」で有名です。


高天原からの使者、武甕槌神(たけみかづちのかみ)と、


大国主神との国譲りの談判の場所です。



 出雲國の伊那佐の小濱に降り到りて、十掬劒を抜きて、


 逆に波の穂に刺し立てその劒の前に趺み坐して


武甕槌神は波の上に逆さまに剣を立て、その剣尖にあぐらをかいた。



 「天照大神、高木神命もちて、問いに使わせり。汝がうしはける


 葦原中國は、我が御子の知らす國ぞと言依さしたまひき。


 故、汝が心は如何に。」


武甕槌神は大国主神に、葦原中國(この世)は天照大神の御子が


治めることになっているが、あなたは譲る気があるのか?と問いただし


大国主神は、子供の八重言代主神(やえことしろぬしのかみ)と


建御名方神(たけみなかたのかみ)に、返答を委ねた。


八重言代主神(=事代主神)は三保神社に祀られている、


別名 えびす様であり、建御名方神はこの時諏訪に逃げ、


諏訪神社の祭神となっている。


あまちゃの花祭り  稲佐の浜


夏場は海水浴場となり、気持ち良さそうに泳いでました。


浜にはドカンと弁天島がありますが、登ることは出来ません。。。


昔は弁天様が祀られていましたが、今は弁天様ではなく、


豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られているそうです。


あまちゃの花祭り  弁天島

あまちゃの花祭り


弁天様が祀られていると思っていたので、水着の人が行き交う中


1人お金が貯まるよう手を合わせておりました。。。


ペタしてね

8月16日 出雲大社


最終日、いよいよ出雲大社へ。。。


前日熊野大社行きのバスでお話しした2人組の女の子に


出雲大社は以上に混んでいて、ご飯食べるのも並ばないと


ダメな程だと聞いていました。


出雲市駅から出ている一畑バス【出雲大社行き】に並んでいると


すでに遅れていました。


出雲大社近くになると、車が渋滞してバスがなかなか進みません。


もう見えても良いはずですが、バスの中も結構満員で前方見えず、


ふと右側窓から前方を見ると、大きな山が見えました。


その山を見た途端、「ブルッ」となぜか武者震いが。。。なんじゃこりゃはてなマーク


いよいよ、昔から念願の出雲大社に到着ですラブラブ


バックには山が聳え立ち、正面から見た横幅はそれほど大きくはなく


奥行きがあることがわかります。


あまちゃの花祭り  出雲大社


いや~、とにかく人、人、人~~DASH!


昨日までの観光地はたいして混んではいなかったのは、


皆さんここに来てたのね。。。


参道に入ると、「ゾワゾワ」と足を何かに触られているような気配汗


これってあまり良くないので、足を払いながら歩きましたが、


この混雑で、人の念をうけてしまったのでしょうか。。。はてなマーク



参道の右側に、長蛇の列が出来ていました。


さて、この方たちは何を並んでいるのでしょうはてなマーク


あまちゃの花祭り  


正解は、こちらに並んでいました。。。


あまちゃの花祭り  祓の社


祓の社は、神様にお会いする前に、自分の穢れを清め、


綺麗になってお参りするためのものです。


もちろん私も並んでお参りしましたが、ツアーの方は後の方で


「パンパンパンパンッ」と一斉にお参りしてさっさと通過していました。


参道をさらに歩いて行くと、松の参道に入ります。

入口前には、大国主の像があり写真撮影に没頭。。。


あまちゃの花祭り あまちゃの花祭り


大国主と因幡の白兎の名場面ウサギ


あまちゃの花祭り  因幡の白兎ウサギ


隠岐の島からワニ(鮫)を欺いて渡って来た兎は、嬉しくなって鮫に


そのことを話してしまい、鮫の怒りを買い皮を剝されてしまいました。


大国主に荷物を持たせ、先に行った八十神(大国主の兄弟)は


泣いている兎に「海水で肌を洗い、日に当たると良い」と言いました。


しかし、酷くなる一方です。そこへ、大荷物をもった大国主が来て、


「真水で体を洗い、蒲の穂に包まると良い」と教えてくれました。


兎は良くなっていき、大国主に言いました。


八上姫はあなたのものになるでしょう。。。と


またまた、問題です。下のこの人だかりは何でしょうはてなマーク

あまちゃの花祭り


これは、手水舎で清めようとする人だかりでした。


これで、混み具合の異常さがお分かりになりますか?


ここから、いよいよ中へ入ります。。。


あまちゃの花祭り  銅の鳥居


御拝殿の注連縄は、長さ6,5メートル、重さ1トン


一般的なものと逆向きになっているそうです。


あまちゃの花祭り  御拝殿

あまちゃの花祭り  御本殿前


中の萱葺き屋根がカッコいいアップ


皆さん、手を高く伸ばして中を撮っていらっしゃいました。


私も真似して、カメラ小僧カメラ


あまちゃの花祭り


あまちゃの花祭り

あまちゃの花祭り

あまちゃの花祭り


御本殿の後ろに、素鵞社(そがのやしろ)があります。


御祭神は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)です。


ここは、パワースポットで力強い気が感じられるそうです。


社の後ろに回ると岩があり、お金が供えられていました。


私は良くわかりませんが、ちょっと涼しいような空気が違うような


そんな感じはしました。


あまちゃの花祭り  素鵞社


あまちゃの花祭り

あまちゃの花祭り


あまちゃの花祭り


あまちゃの花祭り

左側には神楽殿があります。


こちらの注連縄は迫力があり、長さ13,5メートル、重さ4,4トン

あまちゃの花祭り  神楽殿


一通り見終わって参道に入った途端、また、ゾワゾワ。。。


と、何かに触られているような感じがありました。


「さっきのは、気のせいじゃなかった。。。」と確信しましたが


一体何なんでしょうか。。。はてなマーク


しかし、もの凄い人だったので、空いている時にまた伺いたいです。


ペタしてね

8月15日 韓竃神社(からかまじんじゃ)


鰐淵寺の駐車場に戻り、15時47分にバスが来ましたバス


行きの運転手さんから言われた通り、韓竃神社に行くのに


『獅子が鼻』で降りて、帰りは神社駐車場前の『後野(うしろの)』から


乗れるバスがあるのか、確認しました。


ここでも乗客は私一人で、一番前に座り貸し切りですニコニコ


韓竃神社へ行くには、通常『獅子が鼻』で降りて、片道2キロ以上


あるのですが、朝の7時46分と、夕方の17時09分のみ、


韓竃神社駐車場の『後野』まで、寄り道してくれるバスがあります。


(注:平日のみで、休日は『後野』まで来るバスはありません)


あまちゃの花祭り

かなり歩くので、歩く速度は人それぞれですし、多分17時09分の


バスに乗れるだろうけど、ちょっと心配そうに、


「後野発のバスに乗り遅れたら、獅子が鼻発のバス、18時44分が


まだあるから、戻ってそれに乗るといいよ。」と教えて下さいました。


『獅子が鼻』バス停に着くと、左手に一本道があり、道なりです。


お礼を言ってバスを降りると、運転手さんも何故か降りてきました。


忘れ物でもしたのかと思うと。。。


「17時09分のバスに乗り遅れたら、次はここまで来るんだよ~~


後野じゃないよ、ここだからね~~、山中は暗くなると危ないからね~」


と、お父さんに見送られるように神社へ向かいましたにひひ


一本道をず~っと早歩きで行くと、思ったより早く15分で


駐車場に着きました。駐車場は2つありました。


あまちゃの花祭り  第二駐車場


駐車場脇には、特設トイレがあります。


そこから、車が1台通れるくらいの鬱蒼とした道を歩いていきます。


あまちゃの花祭り  韓竃神社へ

あまちゃの花祭り


10分弱で、右手に神社の鳥居が出てきます。


あまちゃの花祭り  鳥居


ここまでは早歩きで25分位ですが、今まで歩いてきたのは


ほんの序章にすぎません、難関はここからでした。。。


上を見上げると急な斜面で、どこまで登るのか検討がつきません叫び


下から登ってくる方がいらしたので、ノンストップで登りましたが、


上の方でちょっと立ち止まり、一気には無理です。。。あせる


途中から石段が無くなりますが、上の方はご親切に手すりがつけて


ありました。とても滑りやすいので、雨の日や翌日は危険です注意


何とか入口に到着しました、この3~40センチほどの岩の間を


ずりずりしながら中へ入ります、おもしろい~~音譜


ですので、服もバッグも汚れても良いものを~ひらめき電球

あまちゃの花祭り  入口


振り返ってパシャッカメラ この間を通り抜けてきました。。。

あまちゃの花祭り



韓竃神社は地元の方は、【かんかまじんじゃ】と呼んでいます。


出雲風土記に【韓絰社(からかまのやしろ)】と記載されており、


素盞鳴尊(すさのおのみこと)が新羅(しらぎ・・・昔の朝鮮半島にあった国)


へ渡り、鉄器文化をこの国に伝えたとされています。


祭神はもちろん、素盞鳴尊です。


この私がくぐって来た岩は、その時に素盞鳴尊が乗ってこられた岩舟です。


これで、韓(かん)と竃(かま)の意味が解けました。


出雲風土記の国引きも、新羅の一部から土地を貰った伝承から


この地方には、朝鮮半島と何らかの関係がありそうな名前の神社が


他にもあります。


あまちゃの花祭り  岩舟


中にはこのような祠が建ってます。


あまちゃの花祭り  祠


上から見下ろすと、鳥居や道は全く見えません。。。


あまちゃの花祭り

夕方の時間帯でも、次から登ってくる方、すれ違う方と


鰐淵寺に比べると、参拝者は結構いました。


鳥居まで降りると、私の汗はもうどうにも止まらず滝状態、


浮浪の滝より凄かった。。。波



 一畑電車 『雲州平田駅』 ~平田生活バス【鰐淵線】 『獅子が鼻』


 約35分


 『獅子が鼻』~韓竃神社駐車場(後野)まで  徒歩20分


 駐車場~神社まで  徒歩20分 (駐車場~鳥居  徒歩10分)



これは、あくまで目安です。


バスは、Uターンではなく、鰐淵寺の先まで行くとぐるっと回り、


『獅子が鼻』を通るので、鰐淵寺に先に行くと良いと思います。


休日はバスの本数が、かなり少ないので、平田生活バス【鰐淵線】の


時刻表をプリントしておくと便利でしょうひらめき電球



『後野』からバスに乗り込むと、またまた私一人で貸し切りでした。


運転手さんが、「3人組の女の子見ませんでしたか?」と、


前に乗せた乗客の安否を心配されてました。


山の中を走るバスなので、皆さん心配されているのですね。

今度は遠慮気味に、運転手さんから2つ目の後ろの席に座りましたが、


歴史が大好きな方で、八俣大蛇は斐伊川の氾濫を例えた話であるとか、


卑弥呼の邪馬台国は島根でも鏡が見つかっているが、


発掘作業が進んでないので証明されないなど、一味違うお話を


伺うことが出来ました。


邪馬台国は九州説から、最近奈良説が有力になってますが、


島根説は知らなんだ~~!!


レンタカーで行くのも便利ですが、地元の方の話を聞けるので


バスで楽しい思い出をつくることが出来ましたラブラブ!



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