ミツの初恋物語~君に出会えてよかった~6 | しげっちブック

しげっちブック

子煩悩サラリーマンのダラダラブログです。
その日の出来事(楽しかった事、嬉しかった事、嫌だった事)何でも思ったことを思ったままに。
たまに物語チックなことも書きます。

ハルと出会ってからの2年はなんとも早いものだった。


毎日が楽しく、充実していたんだろうと思う。


とはいえ、何か進展があったわけではないのだが・・・。


自分の気持ちを伝えることができないまま、ついに迎えた卒業式。


ハルとは同じ中学へ通う。


卒業したからって何が変わるわけではなかった。


それでも、


もう同じ教室で一緒に勉強することもなければ


気軽にお喋りすることもない。


ただそれだけのことなのに、


無性に寂しくなった。


卒業後にあったハルの誕生日会。


数人しかいない男子の中に入っていた俺は


ハルへのプレゼントを慣れないデパートで何時間も吟味して選んでいた。


一緒に行った友達にハルへの思いがばれてしまうくらい真剣に。


ハルが好きな男子を知っていたし、ハルを好きな男子も知っていた。


二人は両思いだった。


それでも呼ばれた誕生会では幸せだった。


初恋の終わりにはもったいないくらいの思い出となった。


終わり