今日何気なくテレビを見ていたら、ある番組の1コーナーなんだろうけど「WBCイチローの真実」みたいなのがやってた。
もう半年以上も前になるのかぁって改めて思ったし、今でも鮮明に覚えている。
イチローのことをここで今更書く必要もないが、当時野球人生でももっともどん底のスランプに陥っていたらしい。
結果が全てのプロの世界。
ノーヒットが続けばマスコミは不調の文字を並べ続ける。
数々の大記録を打ち立てて来た選手においても例外ではなかった。
それでも最後の決勝戦。延長10回に放った、センター前への決勝タイムリーヒットはWBC・侍ジャパンを愛した人たちの脳裏にいつまでも焼きついていることと思う。
優勝が決まったあとのインタビューが忘れられない。
「苦しみが辛さに変わり、それを越えたら痛みがやってきた。ほんとに心が折れそうだった」
イチローがヒットを打つ事を「普通」と思ってきた過ちに心が傷んだ。
そして番組の最後に語られたセンター前タイムリーの後のイチローの真実。
「歓喜に沸くベンチを見なかったのは、みんなの顔を見てしまうと涙が止まらないと思ったから」
真摯に野球に向き合い、不甲斐ない自分に憤りを感じ、チームに迷惑をかけた事実と向き合ったイチロー。
そして、苦しんでいるイチローを全員で盛り立てた侍ジャパン。
優勝後のあの笑顔、日本のトップに立つ選手たちが一番野球がすきなんだと思った。