新作映画の宣伝で観賞後の観客にインタビューをして、大げさに感想を述べている場面をテレビで何度も見たことがあると思います。最近は映画館に行かずに家で鑑賞することが多くなりましたが、映画を見終わった後に、うまく言葉で説明出来ないけれど、どこか期待していた内容と違う、といった経験はありませんか? 実は映画を見る前には誰もがそれぞれの見たい映像(体験したい世界)が頭の中にあります。ただ、はっきりとイメージすることは出来ません。もし、それと映画の内容が一致した場合、観客や視聴者は満足感を得ます。ここで言いたいことは、誰もが必ず見たい映像(体験したい世界)があるという事実です。
あまり知られていませんが、アメリカの歴史上で映画館の最高観客動員数を記録した時期は1930年代~40年代の世界大恐慌の後です。1929年(昭和4年)の秋それまで発展し続けていたアメリカが突然世界ではじめてと言われるほどの不景気におそわれました。国民は苦しい生活の中で未来が見えず、その結果として映画館に夢のある世界を求めました。この時期にヒットした映画の大半はハリウッドの典型的なスタイル、すなわちハッピーエンディングです。国民は自分が本来得たかった人生を映画に代替したのでしょう。
映画に限らず、映像には様々なジャンルがあります。同じ映画でも観る時期やシチュエーションによって感想は変わるでしょう。ただひとつ言えることは、観客や視聴者は見たい映像(体験したい世界)があり、われわれは自分が好きな映像を作るのではなく、彼等の求めている世界を具現化して、それを映像を通して届ける役割であるということです。
あまり知られていませんが、アメリカの歴史上で映画館の最高観客動員数を記録した時期は1930年代~40年代の世界大恐慌の後です。1929年(昭和4年)の秋それまで発展し続けていたアメリカが突然世界ではじめてと言われるほどの不景気におそわれました。国民は苦しい生活の中で未来が見えず、その結果として映画館に夢のある世界を求めました。この時期にヒットした映画の大半はハリウッドの典型的なスタイル、すなわちハッピーエンディングです。国民は自分が本来得たかった人生を映画に代替したのでしょう。
映画に限らず、映像には様々なジャンルがあります。同じ映画でも観る時期やシチュエーションによって感想は変わるでしょう。ただひとつ言えることは、観客や視聴者は見たい映像(体験したい世界)があり、われわれは自分が好きな映像を作るのではなく、彼等の求めている世界を具現化して、それを映像を通して届ける役割であるということです。