◆決算質疑 | 浜野しげきオフィシャルブログ「伊根の舟屋|しげきのある町づくり!浜野しげきのブログ」Powered by Ameba

浜野しげきオフィシャルブログ「伊根の舟屋|しげきのある町づくり!浜野しげきのブログ」Powered by Ameba

京都府伊根町議員 3期目(現在:第14代 議長)。みずほ保育園/朝妻保育所・朝妻小・伊根中/宮津高校/伊根町役場/(株)油屋・NPO法人いー伊根っと/を経て現職

決算質疑✨

20日は決算質疑が行われ、事業構造はどうか、事業の目的は何か、目的に対して成果は出たのか、費用対効果や、目的の達成度などの観点から考えて、実施したことは意味があったのか、継続する必要があるのかなどを考察し質問させていただきました。

決算質疑は1年の決算を審議し、来年度に組まれる予算に議員が物申す機会で、今回の質疑がどのように予算に反映されていくか注視していきたいと思います。

 

それにしても、議員ご自身も携わった契約内容について、事前に担当課に聞き取りもせず、本会議の場で堂々と質問された意図はなんだったのかわかりませんが、驚きとともに、町側の答弁に対して、議事録からの削除や訂正もされないのには呆れました。

議員の資質を問いたくなるような内容で、同じ議員として残念でした。

【地方バス路線運航維持補助金】

決算では路線バスの輸送人員が減少しているが、コロナ禍により増員。高齢者が座れないケースも出てきているので、生活交通路線として増便等の対策が必要。

→当町においても観光客が増加しており、路線バスの需要も高まっおり、地元住民にも迷惑がかかっていることは認識している。ただし、増便対策を含めたダイヤ改正を検討したいが、運転手不足という課題があり、解決策が見いだせていない状況。

 

【予約型乗合交通】

予約型乗合交通の運行については、利便性や町内雇用に加え、費用対効果が素晴らしいことから、伊根町が誇るべき事業。観光客や外国人利用者向けの広報活動もされているが、今後のシステム更新に向け、WEBからの予約利用促進が必要。

→予約システムアプリの外国人対応を実施し更なる利用促進に努める。

 

【ふるさと応援事業】

ふるさと納税で旅行先で納税が簡易にできる旅先納税は今後益々増えると推測する。利用者数及び金額は。

→旅先納税は、令和4年10月から寄付募集を開始し、10~3月の実績で21件、92万円の寄付。令和5年4月~直近までは、31件、127万5千円の寄付。

 

クラウドファンディング型の「使い道」を具体的にプロジェクト化するための条例が規定されており、地域団体からの新たな支援策として、プロジェクトに共感した人々から寄付を募る仕組みをふるさと納税を活用して利用することが必要。

→ふるさと納税は買い物要素が強くなっているが、自治体にとって財源を確保する大きな手段。返礼品競争だけでなくプロジェクト的な事業を用意することで、伊根町を選んで寄附してもらえるよう活用を検討する。

 

【放課後児童クラブ】

現在の放課後児童クラブの設置場所は手狭で移転、分散開設等の時期にきているのではないか。

→現在の児童クラブの事務室・作法室合わせた面積は71平米、1人当たりの区画面積1.65平米。ただ、机やロッカーなども設置されており、純粋な面積は不明。児童の騒音で商工会業務に迷惑がかかっている現状がある。児童クラブの運営場所について見直しを行い、児童定員や運営面・設営などを検討していく。

 

【種苗放流事業補助金】

磯焼け対策が深刻な状況。種苗漂流と磯焼け対策もセットに事業実施すべきではないか。

→京都府でも磯焼けが問題になっており、伊根湾などウニが多く発生しているため、藻が生育する春先に状況確認を進める。補助金については、国の多面的機能発揮対策補助金が活用可能であるが、地域協議会の立ち上げが必要。京都府の調査結果を踏まえて協議を進める。補助事業の協議では特定受益者の意見も踏まえた検討を行う。

 

【駐車場管理運営費】

バイクは美化協力金扱いだが、利用台数の把握はできているのか。

→募金箱方式のため把握できていない。

 

バイクの駐車マナーが問題化している。募金方式ではなく、自動車同様の扱いとすることで、指定区画外への駐車等マナー改善にもつながるものと考える。見直し予定は。

→車室外への駐車などのマナーについては、根本的な対応に苦慮している。バイク対策は機器更新の際に検討する。

 

七面山駐車場においては、遊船や海上タクシーの乗船場所ともなっており、釣り客等とのトラブルも絶えない。町が管理している以上、船舶を含めた使用規制が必要。

→七面山漁港施設区域の水域、護岸停泊は一般使用の範囲。すみわけ対応が必要であり、規制等を調査し検討する。

 

新型コロナウイルス感染拡大により、テイクアウト需要が拡大し、自動車で食品提供を行う移動販売店「キッチンカー」の需要が増加している。しかし、現在の使用料金は安価で見直しが必要。であると指摘されている。

→町内観光施設使用料は、全施設統一料金となっている。令和6年度から利用料金制に変更する予定。着岸料含め、使用料の上限を条例で定める料金体制を検討する。

 

【法定外公共物管理事業】

町要望件数の割合に使用が少ない状況と昨今の資材価格の高騰を踏まえ、地元負担が事業実施の障害となっている。補助額及び内容の見直しを検討すべきだ。

→「里道水路」は、かつて国の財産で、その保全にかかる費用は国からの支援はなかったが、町移管後は、原材料支給や請負工事の半額補助などで町が維持費を補助しているが、最近は請負工事が主流になり、補助上限額の見直しも必要だが地元負担率が大きいのが問題と認識している。財源問題も含め、他の事業との均衡、補助事業の全体的な見直しを検討する。

 

【町道維持管理】

町道維持管理の草刈り労力については大変感謝している。

筒川地区では既に実施困難路線も出てきている。高齢化と今後予想される気温上昇を鑑みると、実施困難路線が増えると推測する。随時、見直しいただいているが、業者委託に比べると安価なのは事実。

→道路作業への報償費として一般作業員賃金を基に算定し、報酬は時間あたりで支払っている。作業量や延長などに応じた算出ではなく、集落の共助に対する謝礼金としての支払いであり、高齢者の作業参加も前提に考えているが、今のところできる範囲で行っていただき、作業が難しくなった地域や路線は、町の実施に戻していく。

 

【住宅使用料】

住宅使用料の収納率が下がった。要因と対策は。

→延納手続きが原因での滞納。私債権の手続きに従い、適切な債権保全措置を講じ、滞納を解消していく。

 

町議会議員は何でも相談屋なんで、遠慮なさらずにお声かけくださいませ(^^)/

◆浜野しげきOfficial Site

https://hamano-shigeki.net/

#町民のために働く #伊根 #自民党 #議員 #政治 #自民党 #浜野しげき #RWC2023 #決算質疑